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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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05.05.23:59

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06.21.09:14

ナニーとメイドとバトラーと・・・

世界はとても狭くなった。
「80日間世界一周」どころか、一周するだけなら24時間で可能になっている。

さらに狭く感じさせているのは情報の世界。
ネットを瞬時に駆け巡る情報。
取捨選択の必要はあるが、それこそ自宅のコンピュータの上で諸国漫遊ができる。

しかし、時折ふと思う。
そうやって狭くなった世界のことを、自分はどれだけ分かっているのか?
狭くなった世の中は、実は「広く浅く」の薄っぺらな世界ではないのか?

一番感じるのは、映画や小説。
制作者の伝えたい事を、自分の感性はきちんとすくい上げることができているのだろうか・・・。

今日の一冊。
「不機嫌なメアリー・ポピンズーイギリス小説と映画から読む「階級」ー」
(新井 潤美、平凡社新書)

「メアリー・ポピンズ」から「ハリー・ポッター」まで、日本でもよく知られているイギリス小説と映画の中にひそむ、<階級>意識を読み説く一冊。

自分の定規で世界を計る。
それが誤ちとならないよう、細心の注意を・・・。

BGM.
Clockwork Orange-Soundtrack(時計じかけのオレンジ)
ワーナー WPCP4443
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To Be Continued

06.19.10:27

砂の薔薇


050618_1804001.jpg吹きすさぶ砂嵐に耐え、
ひっそりと咲く砂漠の薔薇。
美しきもの、その名はマリー。

「デザートローズ」と呼ばれるものには、実際の花と、今回の石の二つがある。
石はこちら
花はこちら
特に石の方は、まったく同じ形態になることはまずないらしい。

ちなみに「マリー」は、新谷かおるの傑作「砂の薔薇」の主人公である<薔薇のマリー>。

06.17.07:59

ヨギナクサレ,せざるを得ない!!

人の死.
リアルに眼前で誰かが亡くなる体験は,現在では少なくなってきている.
「畳の上で死ぬ」ことが困難となってきているからだ.

その一方で,どこか遠くの世界での<死>は,情報として多く伝わってくる.
湾岸戦争(もしくはフォークランド紛争)の頃から,まるでシミュレーションのように.
そこにはリアリティを感じることができない.

自分が生きていく中で,誰かの<死>に影響を受けること.
逆に,誰かの<生>に,自分の<死>が影響を与えること.
いずれにしても,<死>に何らかの意味を持たせる事は,簡単なようで難しい.
一瞬の衝撃は走るが,その後も長続きさせることは困難だから.

自分の中に残る影響を与えた<死>は,いくつかある.
1987(昭和62)年8月5日,澁澤龍彦
そして,
1970(昭和45)年11月25日・・・.
三島由紀夫

今日の一冊。
「三島由紀夫が死んだ日ーあの日,何が終り何が始まったのかー」
(中条 省平 編、実業之日本社)

1970年11月25日,<豊饒の海>四部作の完結編「天人五衰」を脱稿後,<楯の会>メンバーとともに自衛隊市ヶ谷駐屯地へ乱入,最期に割腹自殺を遂げた三島.
あれから35年,今だからこそ問う,彼の死の意味.

虎は死して皮を残す.
では,人は死して何を残すのか?

BGM.
Agitator
by 特撮
徳間ジャパン TKCA72223

To Be Continued

06.15.09:21

間違えるさ、にんげんだもの

ことばをあやつることの難しさ。
これは人が「ことば」をもった時点から連綿と続いている。

<バベルの塔>を完成させないために、神々は人間のことばをバラバラにしてしまったとされる。
しかし、そんなことをしなくても、ひとつの「ことば」だけでもいつかは破綻していたのではないだろうか?

悪意をもって発せられる言葉以外に、「口がすべった」言葉も少なからずある。
本人に自覚がないだけ、始末におえない場合も多い。

ただし、すべった言葉がどう受け取られるか?
これは受けとり手との関係にもよるだろう。
そして、すべらせた本人のキャラクターにもよる。
愛されるキャラクターが発した言葉は、おおらかな心で受け止められる事も少なからず。

今日の一冊。
「象は世界最大の昆虫であるーガレッティ先生失言録ー」
(池内 紀 編訳、白水ミューブックス)
(同社刊の単行本はこちら

18世紀末〜19世紀頭にドイツに実在した博覧強記のプロフェッサー、ヨハン・ゲオルグ・アウグスト・ガレッティ先生。彼の残した、膨大な愛すべき失言の数々。

相手の言葉を笑って受け流せる。
それも成熟した人間の証明。

BGM.
OWNER OF A LONELY HEART
by Max Graham v.s. YES
DATA RECORDS DATA92CDS

To Be Continued

06.13.09:13

Curiosity Killed The Cat, but...

ひとという生き物の不思議なところ。
それは、「現在の生活に満足しない」点だと思う。

<自分探し>という意味だけではない。
本来であれば自分の生活圏ではまったく接点のないであろう世界に対する興味や憧れ。
実際にその中に飛び込んでいくほどの勇気や度胸がある訳ではない。
今の生活に影響の出ない範囲で。

そういう<世界>は、より「自分」から縁遠いものであればあるだけ惹きつけられる。
そして、非合法なものであればあるだけ「魅力」を放つ。
オモテに出せない舞台裏の話であれば、尚のこと。

今日の一冊。
「裏本時代」
本橋 信宏、幻冬舎アウトロー文庫)
(上記リンクは、親本である飛鳥新社版)

80年代前半、<裏本>(アダルト系の記事です。注意!)と心中した稀代のカリスマ<会長>こと「村西とおる」。そして彼のもとで写真週刊誌<スクランブル>の編集長をつとめた著者による、アンダーグラウンドカルチャーノンフィクション。

隠されたものほど人をひきつける。
時代は変われど、その<魔力>は変わらない。

BGM.
Very best of
by Curiosity Killed The Cat
Spectrum 552548

To Be Continued

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