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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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05.02.07:08

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06.21.09:14

ナニーとメイドとバトラーと・・・

世界はとても狭くなった。
「80日間世界一周」どころか、一周するだけなら24時間で可能になっている。

さらに狭く感じさせているのは情報の世界。
ネットを瞬時に駆け巡る情報。
取捨選択の必要はあるが、それこそ自宅のコンピュータの上で諸国漫遊ができる。

しかし、時折ふと思う。
そうやって狭くなった世界のことを、自分はどれだけ分かっているのか?
狭くなった世の中は、実は「広く浅く」の薄っぺらな世界ではないのか?

一番感じるのは、映画や小説。
制作者の伝えたい事を、自分の感性はきちんとすくい上げることができているのだろうか・・・。

今日の一冊。
「不機嫌なメアリー・ポピンズーイギリス小説と映画から読む「階級」ー」
(新井 潤美、平凡社新書)

「メアリー・ポピンズ」から「ハリー・ポッター」まで、日本でもよく知られているイギリス小説と映画の中にひそむ、<階級>意識を読み説く一冊。

自分の定規で世界を計る。
それが誤ちとならないよう、細心の注意を・・・。

BGM.
Clockwork Orange-Soundtrack(時計じかけのオレンジ)
ワーナー WPCP4443

現実問題としては、言葉の壁・感性の壁・そして受けて来た教育の壁、などが立ちふさがるのである。
そう考えると、完全に理解することなどできる訳がないのだが。
(同じ日本人同士だって理解できるとは限らない)
ただ、逆に「あそこに含まれる意図は○●で・・・」と<語る>のも野暮の極みに過ぎないだろう。
自分の理解できる範囲で素直に楽しみ、重箱の隅をつつくのはやりたい輩にやらせておく。
それがある意味正しいのではないだろうか?とも思う。

その他、日本人作家が日本以外を舞台にして日本人の話を書く事。
これも必然なのかどうか不明な場合も少なくない

みなさんの意見はどうだろう?

今回のBGMは、スタンリー・キューブリックアントニー・バージェスの小説を映像化したシニカルな世界のサウンドトラック。
UKエイジアンと呼ばれるタルヴィン・シンにしようとも思ったが、今回はこちらで・・・。
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無題

このサントラは大好きです。これほどベートーベンを不気味に感じたのは後にも先にもこれだけです。

  • 2005年06月21日火
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  • はねもね
  • 編集

無題

>制作者の伝えたい事を、自分の感性はきちんとすくい上げることができているのだろうか・
>自分の定規で世界を計る。
それが誤ちとならないよう、細心の注意を
>「あそこに含まれる意図は○●で・・・」と<語る>のも野暮の極みに

↑このことは、映画のしかもマイナーと思われるジャンルの感想を書くにあたって、心に留めているハズのものたちです。
ドキッとしてしまいました。うーん……(^-^;)

無題

そうですなぁ・・・世界は狭いどころか、お金さえ出せば月さえも行けるし秘境もなくなったし・・・・・行けませんdeathが。

ところでhttp
それに、いつになったら新譜をだすのか?

そういやぁ、いつのまにかTBSのサイトなくなってました。
もうやらないのかなぁ・・・・・(悲

無題

メイドさんが作って…メイドまだか
say_say_say不要論がより過激になってしまった)
ミキシナリオとかの

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