忍者ブログ

日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
03 2024/04 1 2 3 4 5 67 8 9 10 11 12 1314 15 16 17 18 19 2021 22 23 24 25 26 2728 29 30 05

04.20.04:07

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

06.23.09:19

道ばたに転がる石のように

玉石混淆という言葉はつとに知られている。
“玉石混合”と覚えている人も少なくないが・・・)
だが、その「玉」と「石」の価値は誰が決めるのだろう?

たとえばダイアモンド
市場に出される数は厳密にコントロールされており、その価値が暴落しないように調整されているという。そして、4つの<C>という付加価値も加わる。

たとえばレアメタル
ひとつの国の存在すら揺るがしかねないほどの産業上の価値がある。

しかし、ダイアモンドとレアメタルを同じ俎上で語るのには抵抗を感じられるだろう。

磨けば光る原石、と言われ、むりやり磨かれていくことだけが必要とは思えない。
ごろりと転がされている無骨なかたまり。そこには原初の生命感が存在し、ひとを惹きつける。

今日の一冊。
「石の思い出」
(A.E.フェルスマン 著/堀 秀道 訳、草思社)

19世紀末〜20世紀前半にロシアで活動した鉱物学者である著者の至玉の鉱物エッセイを、鉱物科学研究所の所長でもある訳者が新訳で送る。

無生物に感じる生命の躍動感。
それは母なる地球のちから。

BGM.
野遠見-Nodoomi-
by tarbagan(タルバガン)
Booxbox BWMB501

実際には、磨きこまれることで内に秘められている<ちから>が発揮されるのだろう。
それは否定しない。

石の中に住む魚の伝説もある。

今回のBGMは、「のどうた」とよばれる歌謡法を駆使する等々力政彦氏と嵯峨治彦氏による喉歌デュオの3rd.
PR

無題

BGMにタルバガンが^-^

無題

石といえば、磨くことしか考えたことがありませんでした。
なるほど。

無題

う"ぃよぉ〜お"ぉ〜んおぉ〜ん・・・・
ちっとも出来ませんでしたけど間違ってやってたからdeathかなぁ。>毛ぇ抜けるって。(w)
喉が痒くなるとは書いてませんですね。(爆

無題

原石のイビツさが好きです^^
磨けば美しいけど個性までこそげ落ちてしまいそう。

磨くことで自分が擦り減ってしまうのなら
見掛けはそのままに、
本来の自分は心の中でこっそり温めておきたいかなあ…

無題

子どもの頃、神社の玉砂利を持ち帰ろうとして、母親に止められたK-taroです。
玉と石の価値を見極めることはできませんが、どちらも好きです。

無題

お金の儲かる石、というのを洒落で財布に入れています
安かったから(~_~;)

無題

あたしは半貴石のアクセサリーが必需品です。
天気、自分のコンディションによって、光り方が違うから、
毎日違う表情をみることができておもしろいし、楽しいです。

無題

いきなりですがトラックバック致しました。[^^]/
例によって本題からは外れております。[^^

無題

なんというか、UAではじくように変更したらNOTICEの色もちゃんとでるように
知らない言葉です
発言が少ない人はいぢります。

無題

のどうたはイヌイットがすんごい・・・・・よ。

無題

私達の見ているのは、本当の石でしょうか?、
それとも石への思いでしょうか?
それに石は固くて、冷たくって、
その重さのわりに価値がない.
石自信はそう思っているわけでないし、
例えば犬はそう思っているわけでない.
それに、人間でも赤ん坊はそう思っているわけでない.
その子が大きくなる過程でその価値観を身につけ、
社会の価値観を再生産するからですよねえ...
その子が鉱物学者にでもならなければ、
石はその名誉、いやその中性性を取り戻すことはできませんよね
なあんだ、私達がみているのは、
石でなく、石はこうであるよという自分達の思いですよね
それが石を固くさせ、冷たくさえ、
そして取るに足りなくさせているのですよね
結局そう考えれば、世界はすべて自分の思いということですよね
誰だったか、こう言ってた
自分が存在する仕方で、世界は存在していると...

カルナ イン パラダイス

URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACKBACK

TRACKBACK-URL