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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.20.22:52

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10.26.16:29

サメとカニと真贋騒動

先日、<某水族館>に行ってきた。
ホントは一緒に行きたかったひともいるが、なにせ遠い。
しかもあちらは土曜日も仕事だ。

(ちなみに僕が行ったのも、仕事で遠出する機会があったからだ、念のため)。

土曜日、仕方がないのだが人であふれ返っていた。
ひとが魚を見ているのか、魚がひとを見ているのか、分からない。

で、一番のウリである<ジンベイザメ>二枚↓。





下に張り付いているように見えるのは<コバンザメ>のようだ。「こちらの記事」で紹介されている。

もう一枚、<タカアシガニ>



・・・喰えるらしい・・・。

すぐ横にあったミュージアムで「青春のロシア・アヴァンギャルド展」もやっていた。
何ヶ所かを巡回しているのだが、今回「真贋のはっきりしないもの7作品を撤去」(pdfファイル)されてしまっている。
今回、図録がないのもそのせいだろうか。
少しだけ残念だった。

会場で上映されてた「十月革命」を↓。
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10.10.23:34

それは最初にして最大の災厄

ひと月半前。
君の誕生日。
ちょうど休日で、お祝いしてあげるつもりだったけれど、
いろんな事情で、できなかった。
電話の向こうの君の声が、つらそうで、寂しそうだった。

一週間後、あらためてお祝いをした。


そして今日。
僕の誕生日。
昔は祝日だったけれど、今は違う。
お互いに仕事もある。

僕は今夜は泊まりの仕事。
君からのメール、少しだけ残念そう。

あと二日。
日曜になれば、きっと会える。
その時に聞きたい。
「おめでとう」。
そして言いたい。
「ありがとう」。

タイトルはアンブローズ・ビアス「悪魔の辞典」による[BIRTH]の解釈。
でも、そんなに悪いことではないのかもしれない。
こうしてみんなに祝福してもらえるのだから。

自分への「おめでとう」に欲しい物。
<これ>
<こちら>でも確認できる。
・・・タイミング的に「買え」と言われてるようなものである。

09.27.15:30

ありと(改行)あらゆる(改行) 本の(以下略) みたいな。

本のネタやその他ネタもあるけれど、ちょっと目についた(個人的に爆笑した)ネタをひとつ。

<第3回ケータイ小説大賞>なるモノが最近発表された。
大賞作は<あたし彼女>

正直、文体だけでギブアップしたのだが・・・。

自分のブログをこの文体に変換してくれるサイトがある。
その名も
<あたしブログ>

さっそくやってみた。
<日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}みたいな。>

・・・おもしろすぎ。携帯からアクセスしてくれる人にはこっちの方が読みやすかったらどうしよう・・・。

08.21.21:54

Look Sharp!

<覗き>という言葉には、なんとも言えない魅力がある。
普段見ることのできない空間・時間を目の当たりにする行為。

自分が「覗く」側に回ることは、意識的にやった場合以外はあまりないだろう。
しかし、「覗かれる」側には、ほとんどの人がすでに回っている。
そんなコトはない、と断言するあなた。
試しに銀行に行ってATMでお金をおろしてみればいい。
もしくはコンビニで立ち読みをしてみればいい。
それがほんの数分であっても、あなたはもう「覗かれて」いる。

監視カメラ、という<覗き>に・・・。

今日は映画のご紹介。
「LOOK」(2007、アメリカ)

今や街中、どころか職場や学校の中まで入り込んでいる監視カメラ。
「防犯」や「安全」を錦の御旗にして、ありとあらゆる場所に設置されている。
そんな監視カメラが捉えたさまざまな人たちのドラマを、赤裸々に見せるドキュメンタリー。

9月6日(土)、<シネセゾン渋谷>ほかにてロードショウ。

予告編はこちら↓。


アメリカやイギリスでの監視カメラの実態については、公式サイトの中にデータが呈示されている。
日本での実情は、さっと探した範囲では確認できなかった。
おそらく、こちらのHPが参考になるのではないか↓。
「監視社会を拒否する会」

実際には「監視カメラ風の撮影/映像を用いたフェイク」なのだろう。
でなければ、「こちら」で指摘されているように肖像権の問題がつきまとうことになる。

今回のタイトルは<ROXETTE>の2nd.のタイトルを拝借。
せっかくなので、彼らの<The Look>を↓。
まずはライヴ版。


続いてremix版。

07.27.20:30

君よ手をのばせ もう離さないように つづれおれ命よ たえまない犠牲たちよ

花火大会に出かけた。
何年ぶりかのこと。
人ごみの中は避け、少し離れた立体駐車場から眺めることにした。

隣にいるきみに、どうしても目がいく。
白い生成り生地の浴衣。
帯は「文庫結び」だろうか。

開始時間が近づき、引き寄せられるように人が集まり始める。
よさそうな場所に見当をつけ、腰を下ろす。
左肩にもたれかかる、きみの頭。

<スターマイン>を皮切りに、次々と<割物>があがっていく。

携帯やデジタルカメラで写真に撮ろうと、じっとファインダーを覗いている人も多い。
ぼくもやってみるが、シャッターのタイムラグがあり、慣れていないのも含めて上手くいかない。

「写真も綺麗だけど・・・」きみがポツリとつぶやく。
「ファインダー越しじゃなくて、自分の目に一瞬のひかりを焼き付けたほうが綺麗じゃない?」

言われて気付く。
一瞬の花火もそうだけれど。
きみと一緒にいる、この<時間>こそが大事なのだという事。

花火のひかり きみの瞳
かけがえない 夏の思いで。
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