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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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05.04.10:14

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09.23.22:54

すべての人間が<薬>を必要とするようになれば・・・

シルバーウィークが終わろうとしている。
次に同様の大型連休がくるのは2030年頃だと言われている。

みんなどこかへ出かけたのだろうか?
家庭がある同僚は実家に帰ったり温泉に行ったりしていたようだ。
下っ端の同僚は24時間働かされていた。

僕は部屋にこもっていた。
<黒部ダム>あたりにふらりと行こうとも思ったが、アルペンルートが3時間待ちの可能性・と知って気力が果てた。
ほかの遠出も気がのらない。
ETCカードをつけていないので、高速の恩恵にも与れない。
(もっとも、30km渋滞とか言われると、おとなしく下を走りたくなる)
ちょこちょこと書き物仕事をしながら、ため込んだ本を読んでいた。

ふと頭をかすめる不安。
・・・僕 は 社 会 に 適 応 で き て い な い の か ?

今日の一冊。
「乱造される心の病」
(クリストファー・レーン/寺西のぶ子、河出書房新社)
(出版社のリンクは「こちら」

1980年代に作成された「精神疾患の診断・統計マニュアル第三版」(DSM-III)(リンクはDSM-IVR)から病気とみなされるようになった「内気」「不安」。
そこにからむ精神科医と製薬会社の実態を緻密に描き出す。

ドラッグで改造される自分。
その先にあるのはトマス=モアの幻視した世界か?

多重人格やPTSDにしてもそうだろうが、このテの<病気>には流行り廃りがあると思う。
今の流行はなんだろう?<境界例>だろうか?
このあたりは僕は詳しくないのであまり深くは触れない。

本書の中で取り上げられている薬は「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」(SSRI)と呼ばれる一群である。
もっとも俎上にあげられているのは<パキシル>だが、この薬は男性のナイトライフ関係でもときおり用いられる。
興味のある方は調べてみて欲しい。おそらく山と情報が出てくる。
でも、僕はその目的でこの薬を飲みたいとは思わない。
もちろん本来の用途でも・だが・・・。

・・・マクラの文章はネタです、本気にして心配しないでくださいね、念のため(苦笑
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08.06.22:41

皆既日食〜食甚〜

2009年7月22日、11時過ぎ。
小笠原・母島を出て約3時間。
船は、本来予定されていた観測地点よりも30分ほど南下している。

日食グラスを通じてみる太陽はすでに第1接触から一時間を超え、5割以上か欠けている。
それでも、まだ直接みることはできない。

11時15分頃。
気温が数℃下がったように感じた。
何かが起こる気配を肌で感じる。
トカラ列島(この時間はすでに皆既食は終了していた)が暴風雨に巻き込まれていた・とのニュースが入る。

11時23分。
周囲が暗くなり始めた。



そして、11時24分・・・。

世紀の瞬間、第2接触へ突入した。

To Be Continued

07.18.16:03

FINAL COUNTDOWN〜UNDER THE TOTAL ECLIPSE

以前から待ち望んでいた瞬間が、もうすぐやってくる。

2009年7月22日

ぼくは、その瞬間を小笠原の<母島>沖で迎える。

このあたりだ↓。


大きな地図で見る

ここから20kmほど沖合いに出ると皆既帯に入る。
<こちらのデータベース>で「緯度26.504、経度142.068」と入れてもらうと、当日のシミュレーションができる。

ちなみに3分弱。
6分強の場所は、抽選で外れたので乗り込めなかった。

準備は・・・万端でもない。
出発の前日まで仕事。
酔い止めと日焼け止めは買った。
本格的な撮影機材は使いこなせないし、船の上なので防水のデジカメを新調した。
減光フィルターは準備してないので皆既の前後しか太陽の写真は撮れない。
どちらかと言えば風景写真になるだろう。

あとは、晴れてくれることを祈るだけだ。
小笠原自体は行ってみたかった所ではあるのだが、やはり、晴れて欲しい。

うまく写真が撮れれば、またここで報告させてもらう。

05.27.20:50

薫くん、ランドックにてカナンの彼方へ。

すでにご存知の方も多いと思うが・・・。

栗本薫氏、逝去。

初期の作品。
魔界水滸伝
グインサーガ(80巻くらいまで)。
伊集院大介(「天狼星」まで)。
薫くんシリーズ。
朝日の当たる家
キャバレー。
・・・ ・・・ ・・・

なんのかのと言いながら、しっかり刷り込まれた一時代。

ご冥福をお祈りする。

久しぶりのインタラクティブ企画。

[1]氏の読者(過去・現在とも)の方へ。一番好きな作品は?

[2]グインの読者(過去・現在とも)の方へ。イラストレーターはどのひとが好みでしたか?また、(脱落した方は)どこまで読みましたか?

・・・1〜100巻までの二分冊本が出る。買ってしまおうか・・・。

05.16.02:20

承知したーッ!

今の僕の仕事は、本来なら理詰めでやらなければいけない仕事だ。
数字に一喜一憂することが時々ある。
前より上がった/下がったのを見て、たまに自分の無力さを悔いるコトもあり。

できれば見たくない数字もある。
次第に近づくにつれ、なんとかしなければ・と焦る
しかし、四方八方手を尽くしても、その数字が押し寄せてしまう。

今日の一冊。
<異端の数ゼロ-数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念->
(C. サイフェ、ハヤカワ文庫NF)
(出版社のリンクは<こちら>

<無>でありながら<無限>とも連なる、人々を魅了する数字「0」。
その成り立ちから宗教・思想・科学への影響を俯瞰し解き明かしていく。

キーワードはひとつ。
Z・E・R・O・O・T・O・R・I・M・O・D・O・S・E

<0>という数字を日常の中でどのくらい・どんな時に意識するだろう。
実際にはこうやって打ち込んでいる記事もデータとしての<0>と<1>の集合のはずだが、意識している訳ではない。
やっぱり(下世話な話だが)金銭関係だろうか。

・・・久しぶりの記事になり、正直キレ味が今一つで申し訳ない。
この時間に挙げているからかもしれないが・・・。

タイトル・クプレ(厳密には押韻していないのでクプレと言ってはいけないのだろうが)ともに、某「神の手」作品と某SFコミックから拝借。検索すればすぐに出てくるので、興味のある方はどうぞ。
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