04.29.05:47
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10.18.09:03
近代までの日本の建築は木によるものが大半だと思う。これは土地の気候に合わせたもので、合理的は合理的。 しかし、その分だけ長く保つものではない。 法隆寺その他の建築物は、定期的な修繕を繰り返すことで現代までその姿を残している。 ギリシャをはじめとする西欧は石・レンガによる建築が中心。 もちろん徐々に風化はしていくが、その保ち方は日本の比ではないだろう。 街の中に、現代のビルと古代の建築物が同居している。 日本人の目から見ると、どことなく不思議な印象である。 変化し続けることが魅力である街もあれば、悠久の過去に想いを馳せることが魅力の街もある。 前者が過去を切り捨てているわけではないだろうし、後者が過去に捕らわれているとも限らない。 ともに<現在>を生きている街であるのだから・・・。 写真は「ガレリウスの凱旋門」。 ローマ軍とササン朝ペルシアの戦いでローマ軍が勝利した時、それを記念して303年頃に建てられたもの。 表面に当時のガレリウス皇帝の勝利をたたえるモチーフが刻まれている。 この門のすぐ前では、街のひと達がのんびりとカフェを楽しんでいたりする。 そして、門のすぐ横は大通りであり、ひっきりなしに車が走っているのである。 PR
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10.16.09:45
世の中に<真実>はいくつあるのだろう?
・・・真実はひとつじゃないのか?と思う向きも多いだろう。 だが、少し考えてみて欲しい。 Aという「事実」に係わったひとがBとCの二人いたとする。 そして、BとCが犬猿の仲だったとしよう。 Bが語る「A」と、Cが語る「A」の内容が大きく違うとき。 そして、その語り口が互いに相手を貶めようとするものだった場合・・・ 何も知らない第三者からみて、どちらの語る「A」が<真実>になるのだろうか? もうひとつは、語る「声」の大きさ。 Bの声がCの声より圧倒的に大きかったなら、周りはBの声にどうしても耳を傾ける。 もしもCの語りが「事実」だとしても、世間の受け止める<真実>はBの語りになってしまうだろう。 もう一度問う。 はたして、<真実>はいくつあるのだろう? 今日の一冊。 「眞実−ある芸術家の希望と絶望」 (成田 亨、成田亨遺稿集製作委員会) ウルトラマン・ウルトラセブン、および初期ウルトラ怪獣の産みの親である成田亨。 氏の語る自己の生涯、確固たる芸術論、そして、「眞実」の記録。 事実はひとつ。 しかし、「眞実」は係わったひとの数だけあるのかもしれない。 |
10.14.07:54
![]() 外国に限らず、旅行での愉しみは食べることと買い物だという方が多いだろう。 残念ながら、僕はそのどちらにもあまり当てはまらない。 特に<食>。 もともとそんなに健啖ではないのだが、旅先ではそれに輪をかけて食べなくなる。 ギリシャで手軽に入れる食堂はタベルナ(TABERNA)と呼ばれている。まぁ、居酒屋の延長みたいなもの。 実際にはどこの店でも外にたくさんテーブルと椅子が並べられ、中で食べている人よりも外で騒いでいる人の方が多い。 イタリアのオステリアやスペインのバールも似たようなもの(だと個人的には思う)。 今回の滞在中、タベルナには一度も入らなかった。 では、いったい何を食べていたのか?? ギリシャの一種のファストフードに「ギロ(GYROS)」がある。 巨大な肉(大体豚か羊)の塊を金属棒に突き刺し、それを垂直に立ててぐるぐる回しながら縦長の炭火などでこんがりと焼く。 で、焼けた部分をこそぎ落として「ピタ」と呼ばれるパン(?インドのナンを想像してみて欲しい)にどっさりと載せる。 さらにそこにフライドポテト・トマト・マスタードなどをたっぷりと載せてぐるりと丸めて出来上がり。 これが非常に美味い。 ファストフードのチェーン店もあり、そこでも売っているが、それ以外の小さな店もたくさんあり、店ごとに味が違うのだ。 焼き加減やソースの微妙な違いなど、個性が現れていて面白い。 大体お値段が1〜2ユーロ。 で、別にビールを買っても3〜4ユーロでおさまる。 やみつきになり、夕食はたいがいこれですませた。 もったいないと思われるだろうか? 僕は満足している。 写真はその「ギロ・ピタ」にビール二本つけた、とある日の夕食。 |
10.12.09:05
時間が不規則な仕事をしているひと達や、行き先のないジベタリアン(死語?)たちをふらふらと引き寄せる、誘蛾灯のようなコンビニの灯り。
かくいう僕も多分にもれずお世話になる。 一定の間隔で棚を覗いていると、けっこう商品の入れ替わりが激しいのに気付く。 特に飲料。 お茶のペットボトルは次から次へ変わる。 同じブランドでも<新茶葉>とか書かれていると、ついつい手が伸びてしまう。 お茶ほどではないが、アルコールの棚も変貌していく。 中でも「ビール類似の飲料」。 春夏秋冬、その季節にあわせて<期間限定>と銘打ち、手を変え品を変え。 ディスカウントショップでは、函買いしていくひとも少なくない。 醸造系の酒に弱い僕は、このテのアルコールはあまり呑まない。 と言うより、これらはあくまでも「ビール」ではないのだから、食(呑?)指がのびないのだ。 僕の中での「ビール」は、ベルギービール、そして、エールビールにかたよる。 特に・・・ 今日の一冊。 「GUINNESS−アイルランドが産んだ黒いビール−」 (こゆるぎ次郎、小学館) クリーミィな泡と黒い液体のコントラストが美しいギネスビールの歴史とアイルランドの魅力を紹介。 至高の一杯、至福の時間。 誰かがそばにいてくれれば、もっと・・・。 |
10.10.09:05
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