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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.24.17:31

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10.18.09:03

現在と過去の交叉する門


2005101828c0c6f6.jpg近代までの日本の建築は木によるものが大半だと思う。
これは土地の気候に合わせたもので、合理的は合理的。
しかし、その分だけ長く保つものではない。
法隆寺その他の建築物は、定期的な修繕を繰り返すことで現代までその姿を残している。

ギリシャをはじめとする西欧は石・レンガによる建築が中心。
もちろん徐々に風化はしていくが、その保ち方は日本の比ではないだろう。

街の中に、現代のビルと古代の建築物が同居している。
日本人の目から見ると、どことなく不思議な印象である。

変化し続けることが魅力である街もあれば、悠久の過去に想いを馳せることが魅力の街もある。
前者が過去を切り捨てているわけではないだろうし、後者が過去に捕らわれているとも限らない。
ともに<現在>を生きている街であるのだから・・・。

写真は「ガレリウスの凱旋門」。
ローマ軍とササン朝ペルシアの戦いでローマ軍が勝利した時、それを記念して303年頃に建てられたもの。
表面に当時のガレリウス皇帝の勝利をたたえるモチーフが刻まれている。
この門のすぐ前では、街のひと達がのんびりとカフェを楽しんでいたりする。
そして、門のすぐ横は大通りであり、ひっきりなしに車が走っているのである。
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無題

凱旋門をライブカメラで見てましたけど、
さすがにsay_say_sayさんを見つけることはできなかった。
ヨーロッパの石文化にふれてみたい・・・

無題

こういう状況を見ると、最近日本で古い(とはいっても明治の)ビル取り壊されているのは、やっぱり所詮移植したもので風土に合っていなかったのかなぁ、と思います。東京の古いビルの立替する最大の理由は地震らしいですから・・・

無題

時代の流れを感じたのは・・・
シティーハンターのエンディング(新宿の風景が流れるやつ)を見ていた時にA^-^;)(笑)
東京を見ていると、手塚治先生の未来都市がモデルになっているように感じるのは、僕だけなのかなぁ・・・

  • 2005年10月20日木
  • URL
  • わたなべ
  • 編集

無題

ヨーロッパの良さは、きっと古い建物が今でも生きているところにあるのではないのかな、と思います。
新しい建造物もあるけれども、最初はなにこれ?と思う。
けれど、いつの間にかその風景になじんでしまうところが面白い。

大好きだった丸の内の日本工業倶楽部ビル。。。
残すための建築方法とはいえ、ものすごく悲しすぎる残り方。
見るたびにため息が出てしまいまする。

無題

>>ともに<現在>を生きている街であるのだから・・・。
我国では魅力的な街並みが減っていっとりますなぁ。
街並みへの愛情とか住み継いでいく(使いつづけていく)意識みたいなものが低いんだろうなぁ、と感じます。メディアに左右されやすい国民性ともあわせて。
環境への関心の高まりからさすがにスクラップ・アンド・ビルドはマズイんじゃないの、と幾分意識はシフトしてきてるようには思いますけれど。逆に勘違いの保存っつうのもあるように思いますですね。

無題

本格的だなー。これは騙されるわ
見ると、イラスト送っていただくと。

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