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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.21.18:03

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12.01.12:17

札幌到着


041201_1210001.jpg昼前に到着。
昨日までの雪は溶けてしまっている様子。
逢うのは、これから。
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11.30.18:00

雪の札幌へ〜期待〜

恋愛ネタいきます。


この前君に逢ったのはいつだっただろう?

欧州から帰った僕を出迎えてくれたのは、満面の笑み。
「列車で移動するのは混むからいや」
せっかくだから車を借りる。
空港から空港までの、ひとときの密室。
誰にも邪魔はされない。

雨のハイウェイをひた疾る。
天気のせいか、車は少ない。
君の横顔に視線を送ると、
「ちゃんと前見て運転して」
苦笑いしてハンドルを握り直す。

楽しい時間は短い。
すぐに目的地の空港。
君に欧州のお土産を渡す。
ほんの少し遅めの誕生日プレゼント。

そして、別れ際のFrench Kiss。

君のぬくもりがかすかになってきた今、
また、君に逢える。
雪の札幌で、君はどんな顔を僕に見せてくれるだろう。

BGM.
雨のハイウェイ
from Save Our Soul
by 原田真二&クライシス

To Be Continued

11.13.21:26

7年前〜接吻〜

<7年前>は今回で一応ひと区切り。

「森林浴に行きません?」

まだ陽は高い。この海辺からならそれほどかからない。
海岸沿いの道から、一転、つづれ織りの山道をひた走る。
女の子に限らず、他人を乗せて走るのは久しぶり。
カーラジオからは屈託のないDJのトーク。
ハンドルを握りながらかわす、他愛のないおしゃべり。

車を止め、遊歩道を歩く。
足下をとられそうになる君に、思わず手を差し伸べる。
遠慮がちに握り返す、思いのほかきゃしゃな手。

小さな廟が終点。
少し傾きかけた太陽の下、ほかの人影は見当たらない。
腰かけて話しているうち、次第に縮まる、距離。

僕の肩にもたれかかる、心地よい重さ。
肩に回す手、ほほに触れる指。

そして重なる・・・ふたつの・・・影。

さいしょのぬくもりと、はにかむ君の顔を、まだ僕は覚えている。

BGM.
接吻〜Kiss〜
Deep French Kiss
from EARLY COMPLETE
by ORIGINAL LOVE
TOCT10919

11.11.21:23

7年前〜接近〜

引き続きおつきあいください(照笑)。

「今度の日曜、予定ありますか?」

プレゼンテーションが終わり、安堵のため息をつく僕に、声をかけてきた君。
<あ、この間の子だ>という気持ち。
でも、ふと思い当たる。
・・・もう実習終わってるのに、どうしてここ(会場)にいるんだろう?

「何もなかったら、どこか連れてってくれませんか?」

次の日曜、君を乗せて海へ。
季節は初夏。遠浅になった海を眺めながら君の横顔を見つめる。

<この子は何を考えて僕を誘ってきたんだろう?>

と、ふいにこちらを向いた君と視線が合う。
とまどう僕。微笑む君。

あの時の君の笑顔に、今でもとらわれたままの僕。

BGM.
TECHNICOLOUR BIOGRAPHY
by John Howard
VIVID VSCD-2893

11.09.22:26

7年前〜邂逅

恋愛ネタいきます(笑)。

当時の君は学生。
数週単位で実習に回ってくる、7人の中のひとり。
自分の担当だった訳でもない。
ごく普通のやりとりしかなかった。

当時の自分の噂はあれこれ聴いていたはず。
陰で泣いている女の子もそうとういたらしい。

実習の最終週。
珍しく、学生たちと呑みに行った。
お開きの時、君だけが帰る方向が違っていた。
「家まで送ろう」、自然に口をついて出たことば。
何故だったんだろう?今でも分からない。
10分少しの道のり、他愛のない会話。
部屋のドアの前で、「お疲れさま」と言って別れた。

数週後、君からの誘い。

今でも時に君に訊ねてみる。
「どこがいいと思ったの?」

君は微笑って、答えをはぐらかす。