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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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01.23.10:23

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11.27.09:34

アキラくんスクランブル!

周囲から禁止されていること、近付いちゃいけないと注意されていること。
そんなことほど、逆に惹きつけられる。

そういう思いは、誰にだってあるだろう。

心霊スポット、廃墟探検。
最近流行りの「ワルの○○」と呼ばれる裏社会ネタ。

オトナですらこうだ。
自分の世界をもっと大きく広げたかったコドモの頃には、さらに<引力>は強かったはず。
親から禁止されるもの。
それが「非日常」を醸しだす雰囲気に満ちていれば尚のこと。
自分の「世界」の外からやってきた存在なら一層のこと。

オトコノコからみた、惹き付けられるもの。
オンナノコ、転校生、サーカスや見せ物小屋。
<六尺の大イタチ>の立て看板、あやしげな天幕の向こうに広がる世界・・・。

今日は映画のご紹介。
「狼少女」
(バサラ・ピクチャーズ、2005年)

都会からやってきた転校生の美少女に惹かれながら、彼女とふたりで「見せ物小屋の<狼少女>」といじめられる女の子をかばう少年。
両親の離婚話・美少女への淡い想い・見せ物小屋への興味・・・
すべてが爆発した夜、少年は家を飛び出し、見せ物小屋に潜り込む。
そこで彼がみたものは・・・。

第6回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞受賞作を深川栄洋が劇場用長編映画として初挑戦。音楽・崎谷健次郎
12月3日(土)よりテアトル新宿にてレイトショー。

<昭和>を舞台にしたレトロな空間。
でも、その日常風景は、今も変わらない。
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To Be Continued

10.22.09:02

♪♪アル・パチーノのふりなんかして ちょっとニヒルに見えるけど〜♪♪


20051022e919e67b.jpgみなさんは映画やドラマのロケシーンに遭遇したことがどのくらいあるだろうか?

首都圏に住んでいるひと達にとっては、当たり前のようにあちこちでロケが行われていて、特別気にしないかもしれない。
かく言う僕自身は、そのテのことにほとんど興味がない。
以前東京に住んでいた頃に時々出くわすこともあったが、横目でチラリと見て通り過ぎるだけだった。

昨年の9月に仕事でヴェネツィアを訪れた時、ちょうどサン・マルコ広場で映画のロケをやっていた。
早朝−おそらく6時前から広場の一画を区切り、中世とおぼしき衣装をまとった数多くのひと達(一部はエキストラ)が待機している。
約一週間の滞在期間中、アクア・アルタと呼ばれる高潮現象のためにサンマルコ広場が水に沈んだ一日を除き、毎朝撮影が行われていた。
写真はその時に撮った一枚。

時は流れ、もうすぐ16世紀のヴェネツイア(界隈)を舞台にした物語が公開される。
もしかしたら、あの時のロケはこの映画だったのかもしれない。

今日は映画のご紹介。
ヴェニスの商人
(海外の公式HPはこちら他)

ウィリアム・シェイクスピアの手になる、あまりにも有名な戯曲
マイケル・ラドフォートの手により、初の映画化。
10月29日(土)より、全国にて公開。

To Be Continued

08.26.08:41

プロトカルチャァァー!

年に一度の、町をあげてのフェスティバル。
歌姫をめざす顔役の娘は、フェスティバルにやってきた若い男と恋に落ちた。

もちろん周囲は許さない。
どこの馬の骨とも知れない男に娘をやれるものか。
顔役は特権濫用し、男を牢屋に放り込む。

傷心の娘は、男のことを忘れようと歌うことに没頭する。
そんな彼女の歌声に誘われたのか、町には<招かれざる客>たちがやってきた。
<招かれざる客>たちは、町を血と混沌の極みに落とし込む。
町を、そして愛した男を守るため、娘は彼らと闘うことを決意する。

さぁ、カーニヴァルの始まりだ!!!

今日は映画のご紹介。
「エイリアン V.S. ヴァネッサ・パラディ」

「エイリアン V.S. プレデター」「フレディ V.S. ジェイソン」に続く脅威の異種格闘戦は、“歌姫 vs 地球外生命体”となった。
ここ数年、プライベートのために活動休止していた<フランスのイコン>ヴァネッサ・パラディ
彼女が脚本を読み、惚れ込んで出演を即決したという、5年ぶりの出演作。
劇場サントラの中では新曲6曲も披露されている。

愛は地球を救う。
歌は地球を救う。

To Be Continued

05.26.09:06

The stardust〜星から落ちた<歌姫>〜

<異形>という存在。
思わず目をそむけたくなる時もあれば、心をわしづかみにされて虜にされてしまう時もある。

彼らのはなつ禍々しい存在感(ここでは「オーラ」とルビをふりたい)。
圧倒的な振る舞い。
伝説に彩られた生き方。

一方で、そこはかとなく漂うもの悲しさ。
<異形>とならざるを得なかった理由。

ひとは完全に偶像(イコン)としての彼らに惹かれるのだろうか、
それとも「人間」としての彼らに惹かれるのだろうか?

今日は映画のご紹介。
ノミ・ソング(THE NOMI SONG)
(日本配給元によるHPはこちら。)

ドイツ生まれ、オペラ唱法を身につけ、そして80年代のニューヨーク、かの
デヴィッド・ボウイに見いだされ、
最期は有名人として最初にAIDS(後天性免疫不全症候群)で死亡したと言われる。
まさに極めつけの異形の<歌姫>、クラウス・ノミ
そんな彼の姿を、当時のフィルムと関係者の証言で浮き彫りにする。

未知の星へと落ちた孤独な魂。
かれらは友を求め、彷徨いつづける。

To Be Continued

03.30.09:15

♪わかっちゃいるけどやめられない〜♪/あなたにとってやめられないモノは?

「24時間戦えますか?」
というキャッチコピーがあった。
バブル期の「ニッポンの企業戦士」を揶揄するような言葉。
過労死が認定されるようになる前(今でも不充分だが)、この言葉に踊らされて命を縮めたビジネスマンは多かった。

人生たかだが80年。
無駄なことをしている時間はないのかもしれない。
でも、泣いても笑っても80年。
ならば笑って生きた方が勝ち。

興味のない人間にはただの時間の無駄。
でも、好きな人間には至福の人生を送らせてくれるもの。
一枚のレコード、一杯のコーヒー、そして、一本の映画。

今日は映画のご紹介。
「コーヒー&シガレッツ」

「ナイト・オン・ザ・プラネット」「デッドマン」などを手掛けたジム・ジャームッシュが贈る、カフェを舞台にした、
コーヒーとタバコを片手に繰り広げられる、一癖ある人物たちの一筋縄ではいかない会話の数々。

相手を煙に巻く、韜晦する、諧謔にあふれた人生。
それもまた楽しからずや。

BGM.
イメージアルバム・10Minutes Older

To Be Continued