01.22.15:50
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02.27.19:45
「袖触れ合うも他生の縁」と言われる。
今までに僕がすれ違ってきたヒト達は、例え結果がどうであれ、僕の中にいろんな影響を与えている。 その逆もあるだろう。 「一期一会」とも言われる。 二度と逢う事はないかもしれない、その想いで他人に接するべきだ・とされる。 こちらはまだ残念ながらその域に達する事ができていない。 「一宿一飯」は・・・どうだろうか? 今の職場にやってきたのは、この恩義に報いるためだったような気もする。 それが正解だったのかは、非常に微妙だが。 これらの言葉は、現代の子供たちにはどう響くのだろうか? 今日の一冊。 「神待ち少女」 (黒羽 幸宏、双葉社) (出版社のリンクは<こちら>) ネットの上で<神>を待つ少女たち、少女たちに近づく<神>、そして少女たちの親・・・。 それぞれへのアプローチをもとに、現代を生きる人間達の一部を切り取るルポルタージュ。 求め続けるのが恋、与えるのが愛。 では、無償の愛は、ありうるのか? ここで言う<神>については、「神待ち」「家出」「掲示板」あたりで検索してもらうといろいろと出てくると思う。 <神>の降臨を待つ彼女たちは、ほんの少しのお金・食べ物を無心する。 しかし、したたかな彼女たちは、また<神>を裏切ることもある。 少女を家にあげた<神>は、犯罪者として訴えられるリスクもあるのだ。 だが、普通の<恋人>同士でも、この<神>ー<少女>の関係と大きく変わらない瞬間がやって来るのかもしれない。 考えすぎだ・というヒトもいるだろうが・・・。 「赤の他人」に戻るのは、ほんの一瞬の時間があればいい場合もある。 ・・・大丈夫ですよ?僕らは今のところ壊れていないから。 タイトルは「老人と子供のポルカ」の歌詞の一部より拝借。 <神様助けて>というフレーズつながり。 ダウンロード法(苦笑)の問題もあるのでリンクは貼らないが、<16Tons>のver.を聴いてみて欲しい。 PR
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01.01.16:27
今年も昨年と同じく雪の元旦となった。
昨年と違うのは、仕事の真っ最中だということ。 休みであっても働いている人がいるのは世の摂理ではあるが、予定外だと少し困る。 ちょっとしたイベントの予定もあったのだが、おかげで流れてしまった。 下っ端のツラいところではある。 こんな時には気分を高揚させる音を聴こう。 たとえば、Scorpions with Berlin Philharmonic Orchestra [Hurricane 2000]↓ 今日の一冊。 「第三帝国のオーケストラ-ベルリン・フィルとナチスの影-」 (ミーシャ・アスター、松永美穂/佐藤英 訳、早川書房) (出版元のリンクは<こちら>) 世界でも有数のオーケストラであるベルリン・フィルと第三帝国。 ヒトラーの時代をいかにして彼らが乗り越えたのか・にせまるノンフィクション。 音楽は思想も国境も越える。 不屈の精神を胸に秘めて。 この本によれば、ベルリン・フィルと第三帝国はお互いに利用しあっていたような節がある。 単純にプロパガンダに用いられただけではないようである。 芸術に政治や他の要素が絡むのはあまりよろしくない・と青筋を立てるお歴々もいるだろう。 また、今回の動画で取り上げているような「ロックバンドとの共演」に眉を潜める一群もいることは想像に難くない。 しかし、時代の流れとともに、生き残るために努力をしなければならないのはいずこも同じ。 理想をかなえるためには、現実を受け入れることも必要。 <YouTube上での公式サイト>や<デジタルコンサートホール>なんていうのも、現代のオーケストラならでは・なのではなかろうか。 あ、遅ればせながら 明けましておめでとうございます。 訪れてくださる方々に幸多かれ。 今年も「あけおめ」コメント、よろしければどうぞ。 |
09.23.22:54
シルバーウィークが終わろうとしている。
次に同様の大型連休がくるのは2030年頃だと言われている。 みんなどこかへ出かけたのだろうか? 家庭がある同僚は実家に帰ったり温泉に行ったりしていたようだ。 下っ端の同僚は24時間働かされていた。 僕は部屋にこもっていた。 <黒部ダム>あたりにふらりと行こうとも思ったが、アルペンルートが3時間待ちの可能性・と知って気力が果てた。 ほかの遠出も気がのらない。 ETCカードをつけていないので、高速の恩恵にも与れない。 (もっとも、30km渋滞とか言われると、おとなしく下を走りたくなる) ちょこちょこと書き物仕事をしながら、ため込んだ本を読んでいた。 ふと頭をかすめる不安。 ・・・僕 は 社 会 に 適 応 で き て い な い の か ? 今日の一冊。 「乱造される心の病」 (クリストファー・レーン/寺西のぶ子、河出書房新社) (出版社のリンクは「こちら」) 1980年代に作成された「精神疾患の診断・統計マニュアル第三版」(DSM-III)(リンクはDSM-IVR)から病気とみなされるようになった「内気」「不安」。 そこにからむ精神科医と製薬会社の実態を緻密に描き出す。 ドラッグで改造される自分。 その先にあるのはトマス=モアの幻視した世界か? 多重人格やPTSDにしてもそうだろうが、このテの<病気>には流行り廃りがあると思う。 今の流行はなんだろう?<境界例>だろうか? このあたりは僕は詳しくないのであまり深くは触れない。 本書の中で取り上げられている薬は「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」(SSRI)と呼ばれる一群である。 もっとも俎上にあげられているのは<パキシル>だが、この薬は男性のナイトライフ関係でもときおり用いられる。 興味のある方は調べてみて欲しい。おそらく山と情報が出てくる。 でも、僕はその目的でこの薬を飲みたいとは思わない。 もちろん本来の用途でも・だが・・・。 ・・・マクラの文章はネタです、本気にして心配しないでくださいね、念のため(苦笑 |
05.27.20:50
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05.16.02:20
今の僕の仕事は、本来なら理詰めでやらなければいけない仕事だ。
数字に一喜一憂することが時々ある。 前より上がった/下がったのを見て、たまに自分の無力さを悔いるコトもあり。 できれば見たくない数字もある。 次第に近づくにつれ、なんとかしなければ・と焦る しかし、四方八方手を尽くしても、その数字が押し寄せてしまう。 今日の一冊。 <異端の数ゼロ-数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念-> (C. サイフェ、ハヤカワ文庫NF) (出版社のリンクは<こちら>) <無>でありながら<無限>とも連なる、人々を魅了する数字「0」。 その成り立ちから宗教・思想・科学への影響を俯瞰し解き明かしていく。 キーワードはひとつ。 Z・E・R・O・O・T・O・R・I・M・O・D・O・S・E <0>という数字を日常の中でどのくらい・どんな時に意識するだろう。 実際にはこうやって打ち込んでいる記事もデータとしての<0>と<1>の集合のはずだが、意識している訳ではない。 やっぱり(下世話な話だが)金銭関係だろうか。 ・・・久しぶりの記事になり、正直キレ味が今一つで申し訳ない。 この時間に挙げているからかもしれないが・・・。 タイトル・クプレ(厳密には押韻していないのでクプレと言ってはいけないのだろうが)ともに、某「神の手」作品と某SFコミックから拝借。検索すればすぐに出てくるので、興味のある方はどうぞ。 |