05.14.05:54
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04.14.09:06
一期は夢よ、ただ狂へ
詩や短歌、俳句。 おそらく文章を書き連ねることが好きなひとなら、一度は手がけたことがあるだろう。 研ぎすました感性を、選びに選びぬいた言葉たちを使って、ひとつの結晶へと昇華させる。 わずか数行、数十文字のなかに、自分の思いのたけを封じ込む。 ただし問題がいくつか。 作者がそうして磨きあげた宝玉が、はたして第三者の眼にどれだけ触れるのか? そして、第三者の琴線にも響くことができるのか? 前者については、ネットという環境がある。 良くも悪しくも、第三者の眼に触れられる。 そして、様々な感想(ここでは「悪口」や「黙殺」も含めて)が期待できる。 後者・・・ これは読んでみるしかない。 たとえば。 「放電が校門にまで伸びてきて入れぬニコラテスラ学院」 「墓場から出て来しゾンビ先生が振り付きつきで歌う<スリラー>」 ・・・琴線触れまくり、である。 今日の一冊。 「念力姫」 (笹 公人、KKベストセラーズ) (上記リンクでとべなければこちら) 最初は自費出版だった第一歌集「念力家族」がネット上で大ブレイク。 「寺山修司の再来」とも評される著者、待望の第二作品集。 夜の夢こそまこと。 まことの夜に、ただ遊べ。 BGM. Erotic & Heretic by ALI PROJECT ビクター VICL60903 PR
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04.12.09:05
書店で雑誌の棚をちらちら眺めていて時折思うこと。
「おや?同じような特集が並んでいる・・・。」 たとえば、これがファッション誌であれば、春夏コレクションの特集とか、フレッシャーズ向けのワードローブのローテーションとかで、かぶっても当然。 しかし、通常なら購入層が異なると思われる雑誌で、似たようなネタの特集が並んでいると「?」な気持ちになる。 単なる偶然なのか、いわゆる<共時性(synchronicity)>なのか。 それでも、切り口はおのおの異なるので、読んでいて面白い。 書き手が重複していたりすると尚のこと。 いろんな側面を見ることができる。 今日の二冊。 まずは 「Pen」-特集/見て楽しんで、聴いて驚く、ジャズのデザイン- (阪急コミュニケーションズ、2005年4月15日号) ブルーノート・プレステージのジャケットデザインを軸にした、ビジュアルデザインから見たジャズの特集。 次いで 「STUDIO VOICE」-特集/ポスト・ジャズのサウンド・テクスチュア- (インファス、2005年5月号) こちらはクラブ・ジャズ/フューチャー・ジャズをさらに超えた<ジャズ>の構造を浮き彫りにしようとした特集。 どちらの雑誌も定期的にこのテの特集は組むので、おそらく<共時性>というより偶然なのだろう。 両方に登場している菊地成孔氏のインタビューやディスク評を読むだけでも楽しい。 (菊地氏絡みだと、二か月ほど前の「エスクァイア日本版」も入るが) 情報の網を少し広げておく。 そこにかかった情報を、さらに世界へ送り出す。 そうして広がり続ける世界。 BGM. New Conception Of Jazz Live by Bugge Wesseltoft Jazzland 0385002 |
04.10.20:48
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04.10.12:46
飽食の国、ニッポン。
いわゆる<食玩>のブームがそれの象徴のように思える。 お菓子とオマケがすでに立場を逆転。 かつての仮面ライダースナックやビックリマンチョコほどではないとしても、 「食べ物」には主力を置かれてはいない。 売る方も、買う方も。 さらに、世界中の料理が食べられるのも日本。 「●○国料理」で食べられないものはおそらくほとんどない。 東京に限ればこんな検索ページもあるし、 多国籍料理・無国籍料理なんてものまである。 以前の記事で取り上げた<お取り寄せ>の時にもふと思ったこと。 情報過多の時代、輸送技術の発達で、地球の裏側からでも<お取り寄せ>はできる。 でも、その土地の料理は、その土地すべての<雰囲気>まで含めて食べないと、おそらくホントウの「味」は分からないのではないか? 今日の一冊。 「アマゾン河の食物誌」 (醍醐 麻紗夫、集英社新書) 開高健「オーパ!」の取材で案内役を勤めたブラジル在住の著者による、アマゾン河流域のゆるやかな時の流れと食材・料理の記録。 たゆたう時の中で、生かされていることを実感しながら、生命を食する。 すべての生命はつながっている、そう感じる一瞬。 BGM. Essential of DEEP FOREST by Deep Forest Epic EICP-189 |
04.08.09:17
禁煙が叫ばれて久しい。
現在では、公共の場で堂々と喫煙できる場所は非常に少なくなってきた。 健康増進法25条の設定以来、大半の商業施設や病院その他では基本的に禁煙。 ごく一部のスペースに隔離され、喫煙者は黙々と煙々と煙草を喫い続ける。 まるで自分の身を傷つける修行僧のように。 先日の記事で紹介した映画のように、紫煙をくゆらせることが様になる場所は、ほとんどない。 ごく一部のヒュミドールが置かれたシガーバーなどくらい。 マイノリティと化しつつある彼らが生き残る術。 それは「洗練された喫い方」を身につけること、かもしれない。 今日の一冊(厳密には二冊)。 「大人たばこ養成講座」 「大人たばこ養成講座2」 (ともに美術出版社) 各種写真週刊誌や各地の<ウォーカー>その他でJTが展開している<喫煙者マナーの向上をはかる雑誌広告>をまとめたもの。 様々な状況下での「煙草のみの<お作法>」をブラック&シニカルなイラストとともに説いている。 至福のひとときを否定はしない。 少しだけ気をつかって欲しい。 BGM. SMOKE(サウンドトラック) Wea 0927454762 |

またも余震。震度4。