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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.21.10:14

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04.09.23:36

「右手だからミギー」「安直な・・・」

今までできていたことが、ある日ある時を境に突然できなくなる。
そのショックはどれほどのものだろう。

事故や病気でいきなり腕が動かなくなる、脚をなくす、視力を失う。
想像してみる、が、想像できるものではない。

失われたものを取り戻そうとする努力は、もちろん大事だが、戻らないものも少なくない。
残された力で、できることはないか?
そこでできる事は、新たな世界を広げてはくれないだろうか?

今日の一冊。
「左手のピアニスト-ゲザ・ズィチから舘野泉へ」
(シュミット村木眞寿美、河出書房新社)
(出版社のリンクは「こちら」

2002年、演奏中に脳溢血をきたし右半身に麻痺を残したピアニスト<舘野泉>
14歳で落馬・銃暴発事故で右腕を失いながらも左手のみのピアニストとして活躍した<ゲザ・ズィチ>
この二人を軸に、障害を越えた演奏を奏でるピアニストを紹介。

片翼の天使は空を目指す。
更なる妙なる調べを胸に。

実際にはゲザ・ズィチ(「ジチー」との記載もあり)についての伝記に近い本だと思ってもらった方がよい。
舘野氏については、自著である「ひまわりの海」(求龍堂)や「左手のコンチェルト-新たな音楽のはじまり」(佼成出版社)の方を挙げておく。

「左手のピアニストのための曲」は多数ある(この本の帯によれば2600曲以上)とのことだが、では逆はどうなのだろう?
つまり「右手のピアニスト」だ。
さっと検索して出てきたのは、故人だがジャズピアニストの<オスカー・ピーターソン>
彼の演奏をひとつようつべから。
<Alice in wonderland>↓。



「右手のためのピアノ曲」や、「左手のため〜が多いのは何故か?」といった問いに対しては、<こちらの記事>が参考になるだろう。
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03.27.21:46

0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144・・・

3月22日(土)〜23日(日)にかけて山口に行った。
新山口駅から2時間近くバスで揺られた某温泉。

これは、まあ仕事の関係。
決してワルイコトをしに行った訳ではない。

23日。
せっかく山口まで出向いたので、ちょうど行われていた展覧会に行った。

<Ryoji Ikeda datamatics -new installations->



以前の「こちらの記事」「こちらの記事」紹介したことがある、京都のパフォーマンスグループ<Dumb Type(ダムタイプ)>の舞台音楽ほかで知られる<池田亮司>
彼の新作インスタレーション<data.tron><datamatics[ver.2.0]>を始めとするプロジェクト<Datamatics>を展示中。

<山口情報芸術センター(YCAM)>にて、5月25日(火曜休館)まで開催中。

実際のインスタレーションの一部を<こちら>でご紹介しておく。
また、画質は落ちるがようつべからもいくつか↓








彼の作品は国内ではなかなか手に入れにくいのだが、最新作<test pattern>はエイベックスグループの中の[commons]レーベルから輸入盤の形で入手可能。

今回の記事タイトルはフィボナッチ数である。

03.14.23:00

<Hotelピクシー、0:00 AM>

東京に住んでいた頃のこと。
僕の行動範囲は、基本的に山手線の(向かって)右半分だった。
池袋〜新宿〜品川。
残りの範囲は、あまり行ったことがなかった。
一番よく使っていたのは、乗り換えの新宿、そして、渋谷だった。

CDを掘りに行ったり、表参道やキラー通りのあたりまで歩き回ったり。
渋谷と言っても「円の内側」が多かった。

渋谷界隈で、行ってみたいと思いつつ、かなわなかった町がある。
行こうと思えば行けたのだが、その「機会」がなかった。

その町は・・・
渋谷区円山町

今日の一冊。

「ラブホテル進化論」
(金 益見、文春新書)
(出版社のリンクは「こちら」

諸外国では類例のない(と思われる)独自の施設、ラブホテル。
戦後から現在までの変遷、そして未来の理想までを俯瞰する一冊。

ふたりだけの空間、ふたりだけの時間。
できること、ひとつだけじゃ、もったいない。

To Be Continued

03.01.15:33

少女の王国2008

<2007年5月の記事>でご紹介した<Henry Daeger>

<美術手帳>の特集号でも触れられていた彼のドキュメンタリーが、いよいよ日本でも公開されることになった。

「非現実の王国で〜ヘンリー・ダーガーの謎」
(2004,アメリカ)

日本では、まず<シネマライズ>(東京)にて3月29日(土)〜4月8日(金)まで上映。
その後も「各地で随時公開」の予定。

昨年の展覧会では、結局上京できなかった。
今回は地元に来るのをゆっくり待とうと思う。

同様に気になる方々も、<予告編>を観ながらゆっくり待とう。

To Be Continued

02.23.16:08

Be wild with joy!・・・なのか?

朝からけっこうな雨風。
夕方から出かけるのに、なんとなく憂鬱。

今の住み処に引っ越してきてから、「雨が多い」のは仕方がないと思っている。
でも、なんとかしたいと思っていた。

そうしたら、こんなモノを見つけた↓。




<Nubrella>というらしい。
両手が自由になり、さらに突風でも悲惨なコトになることがない。
なんとたったの60$!

・・・誰か<人柱>になってみてはどうか。
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