04.22.22:30
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11.09.08:57
先日、思うところあってお伊勢参りをしてきた。
内宮と外宮があるが、内宮の方は観光地化している印象が強く個人的に訴えるものがあまりなかった。 いっぽうの外宮。 ほんの少しだけ山道を登る形でアプローチする土宮・風宮、そして多賀宮を参拝するとき、普段は<信仰>とは無縁の生活をしているにもかかわらず、<日本人>の奥底に連綿と流れる<血脈>を感じずにはいられなかった。 そこで撮影した使い捨てカメラがあるのだが、まだ現像していない。 ・・・何か写っていたらどうしよう・・・? 今日の一冊。 「心霊写真は語る」 (一柳 廣孝 編、青弓社) 写真の発明とともに出現、ひとびとを魅了してきた<心霊写真>についてさまざまなアプローチを試みる。 異界と人の接点。 そこに存在するのは、洗練された、ひとの技術。 PR
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11.04.14:07
世の中に蔓延するいろいろな商売。
それは必要があるからこそ成り立ってる。 貴賎なし・・・などと分かったようなことを言うつもりはないが。 必要のないものなら淘汰されていくだろう。 生き残っているからには、成り立たせるだけの需要があるのだ。 顧客として通い、いくら<常連>となったにしても、商売する側の苦労は分からない。 分かってしまうと、さまざまな意味で世界が変わるのだろうけれど。 今日の一冊。 「お客さん、こーゆーとこ初めて?〜艶街経営日誌〜」 (赤澤 竜也、講談社) 慶大卒→某信用金庫の渉外・融資担当を経て大阪ピンサロの(最終的に)店長となった著者が明かす、風俗嬢たちとの涙・笑いの日々。 きれいな水に魚は棲まない。 適度な濁りが、世界を動かす。 |
10.31.07:53
当たり前の話ではあるが、人間ひとりにできることは実に限られている。
仕事の話だけではない。 その一瞬いっしゅんで「存在できる場所」は一ヶ所しかないのだから、当然といえば当然のことだ。 <セカイ系>の主人公にもならず、<天上天下唯我独尊>にもなりきれない。 身も蓋もなく言ってしまえば小市民。 目の前にある道を、ひたすら歩き続ける。 そんな中で、他の場所に思いを馳せる瞬間は至福のひととき。 音楽と、旅と、そして本。 今日の一冊。 「Planet India-インド・エキゾ-音楽紀行」 (サラーム海上、河出書房新社) 「よろずエキゾ風物ライター」の肩書きで(その筋に)有名な著者がイラストレーターの妻とふたり、音楽・映画を中心にインドを巡る。 世界の中心は自分ひとり。 しかし、中心は、50億以上。 |
10.28.09:14
こんな記事がでたりしている。
「一年間に48人死亡」という書き方をされると、確かに恐ろしい。 しかし、「1.5%」という書き方になると、少し不安感は減るだろう。 「95%は有効」と書かれると、もうちょっと安心できるのではないか? この治療(r-tPA)はこちらやこちら、さらにこちらのような厳密な基準にそって行われている。 たぶんこの事実は、上の記事を眼にするひとの大半は知らないだろう。 この事実を知って読むのと知らずに読むのとでは、それだけでもかなり受け取り方は違う。 ひとが死ぬ、自分のかけがえのないひとが死ぬ。 そのことは確かに悲しい。 誰かを責めたくなる。その気持ちは当然ではある。 だが、その<誰か>も必死なのだ。 <誰か>はすべて殺人者にされてしまうのか? |
10.24.22:01
ようやく落ち着いてきたこともあり、またCDや本の渉猟を再開。
最近届いたのは↓こちら。 ROXETTE。 日本でも<The Look>や<Joyride>など、大ヒットまではいかなくてもスマッシュヒットはいくつもある。 北欧系のpopが日本でブレイクした時期には、よく聴いた人もいるのではないだろうか? オリジナルアルバムとしては<Room Service>(2001)が最新で、少し間が空いている。 Vo.のMarie Fredrikssonが脳腫瘍で手術などの闘病をしていたため、仕方ないのだが・・・。 Gt.のPer Gessleのソロ活動やMarieの復帰後ソロを経て、結成20周年記念としてリリースされた、Best Hits&DVDとレア音源満載のBOX SET。 日本のH○Vでは取り扱っていなかったので、直接彼らのレーベルから直輸入で購入した。 他のモノが届く前(w)に、思いっきり聴き込もう。 |