04.22.04:32
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05.18.21:55
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05.11.23:06
自分の心の中にある「世界」を、いかにして他人に伝えるか?
それはほとんどのひとが苦労する点。 ネットにblog、my spaceにTwitter。 かつてとは比べ物にならないほど手段は増えた。 だけど、そうして表現される「世界」は、果たして<なま>の世界だろうか? 誰かに見られること・見て欲しいこと。 そう思った時に、例え限りなく薄くても膜はかかるだろう。 ただひたすらに自分の「世界」を表現するとき、他人の評価は邪魔になる。 誰かに分かってもらいたい訳では、ないのだから。 今日は展覧会のご紹介。 「ヘンリー・ダーガー展:少女たちの戦いの物語ー夢の楽園」 1973年に80歳でこの世を去った<Henry Darger>。 彼が40年以上すごした部屋から偶然発見された大長編小説「非現実の王国で」。 そして、その世界を表した膨大かつ壮大な挿画たち。 2002年にワタリウム美術館で行われた<回顧展>に続き、日本初公開の挿画・資料により、彼の<世界>の謎に迫る。 4月14日〜7月16日まで東京・<原美術館>で開催中。 |
05.06.13:12
黄金週間最終日。
終わってしまえばあっという間。 仕事は3日間ほど入ったので、とびとびの休み。 何かしたか?と問うならば、 「してません」との返事になってしまう。 部屋の整理・本の整理、「積ん読」の整理・・・。 なのに、時間を持て余している自分がいる。 つくづく思う。 「何もしない」のには才能と体力がいるのだ、と。 今日の一冊。 「働かないー[怠けもの]と呼ばれた人たちー」 (トム・ルッツ、青土社) (出版社のリンクは「こちら」) 18世紀に登場した怠惰の唱道者「アイドラー」から現代の「スラッカー」にいたる<怠け者>の表象を膨大な資料とともに辿る一冊。 働かざる者も喰える現代。働けども喰えない現代。 じっと手を見る、蟹と戯る。 |
04.28.16:06
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04.19.09:09
この春から、職場での肩書きが少し増えた。
RPGで言えばレベルupしたようなものかもしれない。 自分の中では、特に何も変わった感じはない。 どちらかと言うと現場主義の人間なので、肩書きが増えて雑務が増えるのは本末転倒とも思う。 しかし、世間ではこの<肩書き>というのがハバを効かせる。 同じコトをしていても<肩書き>があれば受け入れられる(その逆もあるが)。 フィルターを外して見つめることは、なかなか難しい。 今日の一冊。 「水はなんにも知らないよ」 (左巻 健男、ディスカヴァー・21) (出版社のリンクは「こちら」) かのベストセラー「水は答えを知っている」を始めとし、種々の「健康にいい水」のビジネスを徹底検証する。 肩書きをはずした自分、生の自分。 理解してくれるのは、いったい、誰か? |