10.08.22:39
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07.22.09:06
ひとは自分の価値観で計りきれないモノに対したとき、どう反応するか?
訳もなくおそれ、敬うことが多いのではないか。 でも、<訳>は本当はあるのだろう。 「ひと」として永劫の過去から流れてくる血脈の中に。 自分ひとりの価値観では分からないモノでも、その<血>が教えてくれる。 それは、まごうことなく、世界に広がった先祖たちのつくったモノであると。 今日の一冊。 「巨石−イギリス・アイルランドの古代を歩く−」 (山田英春、早川書房) (AMAZONのリンクはこちら) ブックデザイナーである著者が、ストーンヘンジ・ドルメン・その他イギリスを中心に遺る巨石遺跡をたどる写文集。 異国の地、信じられぬ風景。 そこにいたのは、同じ、ひと。 PR
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07.16.11:49
今日は普通の日曜日。
でも、明日も休みの方々が多いはず。 明日は海の日となる。 ハッピーマンデー制度というありがたい(嫌味)制度のおかげで連休となるよう仕組まれている。 二連休や三連休では、正直なにかやろうと思ってもなかなか難しい。 海外のVacationのように長く休めるなら、あれこれとやりたいコトはあるのだが。 今年は渡欧の予定もなく、思い切った遠出の機会はない。 せめてもの脳内体験に期待する。 今日の一冊。 「越後妻有アートトリエンナーレ2006大地の芸術祭ガイドブック」 (美術出版社) 7月23日から9月10日まで新潟県の十日町市・津南町を中心に展開される、「大地の芸術祭ー越後妻有アートトリエンナーレ2006ー」。 それを楽しむための事前情報をまとめたガイドブック。 こころだけでも彼の地へ。 空間と時間を超えた大地への旅。 |
07.10.09:04
サッカーのワールドカップは、まだやっているのだろうか?
まったく興味のない僕は、日本が敗退したところから先はほとんど知らない。 国粋主義というワケでもないので、日本人が海外の大会で勝つ・負けるというのに一喜一憂するコトはない。 でも、こちらの大会の結果には注目していた。 今年の記録をみてもらえば分かるが、またしても日本人が優勝している。 ある意味、人間の限界に挑戦している彼。 いったいどこまで食べられるものだろうか? 今日の一冊。 「人間はどこまで耐えられるのか」 (F. アシュクロフト、河出書房新社) 高さ・深さ・暑さ・寒さ・速さ・宇宙。それぞれの極限ともいえる環境での、人間の生き延びる限界を(時に自ら挑戦して)探る。 切磋琢磨の先に見えるもの。 光・神・そして・・・。 |
07.08.09:05
7月も一週間ちょっと過ぎた。
働いているヒトたちは、そろそろ夏休みの計画などもたて始めているだろうか。 家族・・・特に学校に通う子供のいるヒトは、どうしてもそちら優先になるけれど。 不幸にしてか幸いにしてか、僕はだれの都合も考えなくていい(悲)。 この三年ほどは9月にヨーロッパに仕事をかねて出かけていたのだが、今年はその機会はない。 長期の休みをとるには、早めに動いておかないと難しいことも多い。 今から狙っているのは、2009年7月22日を中心とした前後数日間。 何があるのか? ・・・46年ぶりに皆既日食が日本で観られるのだ! 今日の一冊。 「皆既日食ハンターズガイド」 (INFASパブリケーションズ) <日食>に関心を持つひとすべてに送る、カルチャー/サイエンス&トラベル・ガイドブック。 闇に覆われる世界。 闇の中で気付く、かけがえのない大事なもの・ひと。 BGM. <After The Eclipse> by SunPauro IDCY1009 |
06.30.07:50
日本全国、梅雨である。
北海道では梅雨はないと聞く。 その分冬が大変だろうけれど。 梅雨のどんよりとした雲を見上げる。 厚い、そして暑い雲。 その上には太陽の世界が広がっているだろう。 さらにその<空>の上にまで、想いをはせる。 いつかはたどり着けるだろう、<そら>の世界へ。 今日の一冊。 「宇宙エレベーター〜こうして僕らは宇宙とつながる〜」 (アニリール・セルカン、大和書房) NASAやJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)など各国さまざまな宇宙開発に関わる著者が語る、宇宙や時間など5つの世界への旅。 想像と創造、ふたつの翼。 比翼連理、こころを拡げるつばさ。 |