02.04.03:59
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11.09.09:11
11月もまもなく三分の一が過ぎようとしている。
街の中に電飾が増えはじめる時期。 神戸のルミナリエをはじめとするライトアップ。 少し(かなり?)早めのクリスマスツリー。 個々の家々の壁や窓を照らす電球たち。 ひとの作り出す光は、闇を締め出そうとするかのように増殖している。 ケータイの画面すら、あたりの闇を拒絶する。 だけど、そうして追い払おうとしているはずの闇に 逆に僕たちは惹かれる。 ないものねだり? そうかもしれない。 でも、それも悪くない。 闇の中でしか見えない世界は、確実にあるのだから。 今日の一冊。 「夜旅」 (中野 純/文・中里 和人/写真、河出書房新社) (出版社のリンクはこちら) <旅の夜>ではなく<夜の旅>へといざなう、夜の帳の向こう側にしか現れない「風景」をおさめた写真集。 さぁ、闇に包まれよう。 至福の夜の闇の中へ・・・。 このふたりの組み合わせは他に「長屋迷路」や「逢魔が時」などがある。ともにおススめ。 今回のタイトルは1988年の角松敏生のアルバムタイトルより。やっぱり<凍結>前の方が好きかな・・・。 英国のことわざとしても使われ、「明けない夜はない」といった意味にもとられる。 厳密な表現はIt is always darkest just before the day dawns.らしいけれど・・・。 PR
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田舎に住んでいるせいか夜になればとっぷり闇の世界です…汗。 |
「逢魔が時」というのは非常にイマジネーションをそそる言葉ですね。薄暗くて人の顔もはっきり見えない。魔に逢うのが深夜でないというのが良いです〜〜〜。 |
こんばんは。 |
去年の東京ミレナリオ初日を車で見に行き、目的地間近の駐車場まであと50mというところで30分の渋滞にハマりました。。。 |
名古屋駅のタワーズライツも今週末からです。 |
昔上高地(と言っても観光名所から大分歩いた森の中)で |
中里氏の本(っつうか写真集)はどれもよいですな。ツボ! |
おじゃまします。 |
ビルやマンションが乱立する土地に生まれ育ったので |
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