01.24.02:37
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09.01.09:03
小さい頃に読んだ本。
寝物語に聴かされた伝説。 本の中の世界や伝説の世界はあくまでも<物語>。 当時は目を輝かせて受け入れていた世界も、大きくなるにつれて「現実」にとって代わられる。 もしくは、<物語>の世界は美しいままで心の中に残しておきたいと思う。 でも。 一部のひとたちは<物語>や<伝説>を「現実」の世界に引きずり出そうとする。 謎や神秘のヴェールをはがし、その向こうにある<真実>を見極めたいと考える。 それがいいことなのかどうかは分からない。 なぜなら、大事なことはひとりひとり違うから。 今日の一冊。 「星の王子さまの眠る海」 (エルヴェ・ヴォドワ他、ソニー・マガジンズ) (上記リンクとべなければこちら。) 1944年7月31日、コルシカ島をF-5Bライトニングで飛び立ち、そのまま消息を断った<サン=テックス>ことサン=テグジュペリ。 1998年にマルセイユでひとりの漁師が彼の名の刻まれたブレスレッドを釣り上げてから、2003年、ついに彼の機体が発見されるまでの迫真のドキュメント。 王子さまの眠りを妨げたいのではない。 ただ、見守り、本当のことを知りたいだけ。 この本の中でも述べられているが、サン=テックスの権利所収者たち(つまり遺族)は、この一連の経緯ですさまじい反発をみせたという。 尊敬する故人を静かに眠らせておいて欲しいと考えたのか、それとも<神話>を崩させたくないと考えたのか、それは分からない。 彼らの側からの公式(?)な発表があったとしても、それが本音なのかは第三者には判断できない。 その意味も含め、この本はあくまでも<ドキュメント>なのだ。 「星の王子さま」の日本語翻訳権は2005年1月で岩波書店の独占権が切れ(このあたりはこちら参照)、あちこちの出版社から新訳が出ている。 純粋に読み比べるのも楽しい気がするが、出版社ごとの様々な思惑が垣間見えるため、そのあたりを想像するのも(邪悪な?)楽しみかたかもしれない。 今回のタイトルは、王子さまの住んでいた小さな星の名前から。 PR
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これは面白そうですねぇ。 |
星の王子様。 |
ん、昨日「星の王子様」のイラストの入ったオードトワレを見たところでしたよ。 |
こんにちは。 |
サン=テグジュペリの手紙があるカサブランカのとあるレストランや、13ヶ月滞在したキャップ・ジュビー=タルファヤ(ここではキツネの手なずけに失敗)等々、彼が訪れた地を5、6年前に巡ってみようと考えていたんですがそれっきりになってますdeath。orz |
こんにちは〜〜☆☆ |
自分探しの旅=たらい回しの旅? |
>自分探しの旅=たらい回しの旅? |
何を言いたいのかがストレートではないですね。 |
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