01.23.22:12
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08.30.09:04
ヒトは地球上でもっとも進化した生物である。
・・・なんて言葉を今でも信じている人はいないだろう。 遺伝子レベルで較べた時、ヒトのそれはハエのそれと大きな違いはない。 道具を使う事やコミュニケーションを取る事だって、同じようなことをやっている生物はたくさんいる。 ヒトが他の生物と大きく違うのは、「自分の身を守る手段」を多く持っていることではないだろうか。 これは武器や住環境などだけに限らない。 <病気>という敵に対しても、様々な手段ーそれこそ神をも畏れぬ領域にまで踏み込んで戦い、一部では完全勝利を得たりしている。 しかし、敵もさるもの。 新たな兵力を注ぎ込み、刺客を送り出し、さらには忘れ去られた武器までも持ち出して戦いを挑んでくる。 今日の一冊。 「微生物 v.s. 人類ー感染症とどう戦うか」 (加藤 延夫、講談社現代新書) アメリカのテロで話題になった炭疽からHIV感染症、SARSやプリオン病にいたるまで、感染症と人類の戦いの歴史を俯瞰する一冊。 いたちごっこは続く。 ゴールの見えない、泥沼のマラソン。 現在の日本では、感染症新法という法律で各種感染症の取り扱いが定められている。 いたちごっこの原因となっているのは抗生物質の使い過ぎもひとつ。院内感染の代表とも言えるMRSAや、MRSAに対して効果のあるバンコマイシンにすら耐性のある腸球菌(VRE)・ブドウ球菌(VRSA)が出現している。 あとは人間の身体自体がひ弱になっているのもあるだろう。 適度に汚い環境で育った方がいいはずなのだが・・・。 このあたりは以前の記事で書いた覚えがあるので繰り返さない。 PR
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食物連鎖的には、人間だいぶ減らないといけませんからねぇ^^; |
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細菌の進化はめっさ早いようで、それに比べヒトは・・・ |
この地球上に |
「マリリンマラソン」で検索したらここにたどり着きましたw |
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