03.13.19:25
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12.12.23:27
本に限ったことではないが、収集家の方は多くいらっしゃると思う。
服しかり、CDしかり、最近だとフィギュアや食玩など。 箱にしまいこんでしまうには忍びないと、なんとか「見せる」収納を考える。 自慢のコレクション、おそらく家人には理解してもらえなくても、それでも他人に見せたい、と思うのは性かもしれない。 しかし、ふと考えてみる。 火事や地震が起こったら、どうするんだろう? 盗難にあったら、どうする? 「同じものを買えばいいじゃないか」と普通のひとは言うのだろう。 でも、<自分の所有していたもの>は<今売っているもの>とは似て非なる物の事も多々ある。 「薔薇の名前」のU.エーコいわく、愛書家は「本の内容」ではなく「物としての本」を愛し、特定の版の本を手に取り、愛で、対話をする存在であるという。 今では言葉狩りのためにあまり聞かれなくなった「キチガイ」ということばは、こうした<蒐集家>にこそ送られるべき、最高の褒め言葉ではないだろうか。 今日の一冊。 「悪魔に魅入られた本の城」 (オリヴィエーロ・ディリベルト、晶文社) 十九世紀の二度にわたる火事で失われたはずのドイツ歴史家の蔵書が、二十世紀半ば、なぜか相次いでイタリアで発見される。そこにひそまれた流転の謎を追い求めたノンフィクション。 <もの>に向ける愛は、ひとや生き物に向ける愛よりも理解はされにくいかもしれない。 しかし、そこにも確固たる<愛>は存在する。 もしかしたら、ひとに対するものよりも純粋な<愛>かもしれない。 BGM. Joujoushka by unbeltipo outOnedisk KBS-DDCO-1006 今回のBGMにあげているunbeltipoは、今堀恒雄のユニット。 今堀の名前は、80年代〜90年代の「ティポグラフィカ」(DCPRGなどの菊地成孔らと組んだバンド)で記憶しているひともいると思う。 最近だと、アニメ寄りで「トライガン」や「ガングレイブ」などのBGM担当、さらには菅野よう子「COWBOY BEPOP」での<シートベルツ>としての方が有名か? PR
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ノンフィクション!?気になりますー |
こんにちはー!(*゚∀゚*) |
私の場合、実用的な物しか集めませんね。 |
所有物に対する愛着があればあるほど、買い換えはきかないものかも。 |
コメントありがとうございます |
こんばんは。 |
基本的に文庫にしか手を出しません。 |
こんばんは。あしあとからお邪魔しました。 |
ありがとうございます>>all。 |
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