01.23.21:06
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12.14.08:51
時代の流れとともに、物事の価値観・使い方は変化していく。
例えば<美人>の基準。 今で言えば「下膨れ」で一蹴されてしまう顔つきも、時代を遡れば<美人>の代表であった。 だが、変化の過渡期にあると、そこには少なからぬ問題が生じてくる。 以前からの価値観を愛用するものと、新しい価値観を好むものとの対立。 前者は後者を 「今どきの若者は・・・」 と言い、後者は前者を 「自分が理解できないからって・・・」 と言う。 どちらも、ある意味感覚的・感情的に「受け入れることができない」のだろう。 改めて理由を訊かれると、おそらくはっきりとは答えられない。 しかし、そこにはなんらかの<理由>があるはず。 今日の一冊。 「問題な日本語」 (北原保雄 編、大修館書店) 感覚的に「耳障り」な<問題な日本語>をとりあげ、それが生まれてきた理由・使い方などを解説している。 頭ごなしに否定するのではなく、「なぜそうなったのか?」を知っておくこと。 論理に裏打ちされた意見をだせること。 それが<スマート>な生き方になるのではないか。 でも、こういう「ことばの問題」を取り上げた本は、大抵が「前者」から「後者」をみて書かれている。 「後者」から「前者」に向けて書かれた、この手の本はないものだろうか? PR
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ワカモノがご年配にモノ申す… |
「て、かんじみたいな〜」や「強め」などなど。 |
話の本質とずれますけど.....なんだっけ、「今どきの若い者は〜」の木簡が見つかったとか、壁に文字が刻んであったとかって、ありませんでしたっけ? |
変わるのは必然ですけど、無闇にそれを認めると、わずか数世代で話が通じなくなりますから…。 |
「なぜ」を知るのは面白そう。意外な発見があるのかもしれないし... |
ありがとうございます。 |
読み書きそろばんで育った人間がパソコンを理解出来無い、パソコンで育った人間は読み書きそろばんが出来無い。お互いその時代に不可欠なものを認めて行けないのでは。しかし、必ずどこかで、お互いの持ち合わせる知識や言葉が必要で、吸収していないが為に苦労する事も今後出てくると・・・ |
こんばんは。 |
>でも、こういう「ことばの問題」を取り上げた本は、大抵が「前者」から「後者」をみて書かれている。 |
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