01.23.22:22
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12.28.09:07
学校(小学校〜高校)が冬休みに入って一週間くらいになるだろうか。
大体、この冬休みの時期を当てこんで「大作映画」の公開が始まる。 今は<新春第一弾>あたりだろう。 ハリウッドものが特にそうだが、「続編」「シリーズもの」「リメイク」が多数を占める印象がある。 ある程度の数字が読めるものでないと、出資者も出し渋るのは当然といえば当然だろうが。 問題は<リメイク>。 かつての少年(少女)時代に(大)スクリーンで観て圧倒的な影響を受けた作品を、「今の自分ならこうやる!」とリキを入れて作り上げる。 それ自体は悪いことではない。 ただ、「監督の思い入れ」と「万人にウケるかどうか」は、往々にして噛み合ない。 ありていに言えば、ズレることが大半。 昨年〜今年にかけてのそのテの<日本映画>(あえて名前は出さない)を思い浮かべてもらえば瞭然とするだろう。 元になる<作品>がメジャーであればあるだけ、ズレの危険は大きくなる。 それでも挑み続けるのは、クリエイターたちの心意気なのかもしれない。 今日の一冊。 「モンスターメイカーズ・増補改訂版」 (STUDIO28 編著、洋泉社) 1933年公開の「キング・コング」 byメリアン・C・クーパー&ウィリス・H・オブライエンから、 現在公開中の「キング・コング」 byピーター・ジャクソンにいたるまでの、 怪獣映画の歴史とクリエイターたちの人生研究。 超えられない壁に挑む姿。 その姿が、さらなる挑戦者たちを産む。 自分の受けた影響を消化して、さらにオリジナリティを出す・・・。 現代のように様々な<刺激物>がある時代では、その矛先が分散しすぎているきらいはある。 道端でギターを弾く男二人は「ゆず」その他を目指しているのかもしれない。 クラブDJ/VJにハマった面子は、自宅に機材を持ち込むだろう。 <象牙の塔>にこもる研究者たちだって、視点を変えれば似たようなものだ。 (さすがに「パラサイト・イブ」や「ブラッド・ミュージック」を目指すのはいないだろうが・・・) オブライエンとジャクソンの間(かなりオブライエン寄り)に存在するレイ・ハリーハウゼンの名前を忘れてはいけない。 彼の「シンバット7回目の航海」や「アルゴー探検隊の大冒険」でこの道に目覚めたひとも多いだろう。 ・・・だれかリメイクしないかなぁ・・・。 でもあの<フリッカー効果>がなくなると味がないかもしれない・・・。 PR
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うひょひょ。おこちゃまん時コーフン!して見とりましたですよ。アルゴ探検隊やシンドバットのシリーズやタイタンの戦い。>ハリーハウゼン。あのタロスや骨戦士等はたまりませんですた。 |
GODZILLAってリメイク?ズレが大きかったです。 |
リメイクすると一見さんが入りにくい作品になる気がします。 |
タロスや骨戦士は、しっかりと記憶に残っています。 |
CGは確かに凄い! |
say_say_sayはずっといるよw |
「きゃ」とか「で」とか、卒倒しそうだよ、まったく。 |
思想のないリメイクはただの焼き直しですからね。それでいくつのリメイクが失敗したことか・・・ |
アメリカじゃキングコング大人気らしいですね・・・。 |
say_say_sayいるけど |
イヌーはイヌーだよ |
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