01.24.02:29
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08.20.09:08
ホタル(蛍)を見ることができる場所は、かなり少なくなってしまった。
きれいな水の川や水田などが、以前よりも減ってしまったからなのは言を待たない。 かつて見たことのある風景。 木や草に止まっているホタルの光り方は、じっと見ているとだんだん同じタイミングになってくる。 なんとなくーそう、なんとなく、だが、こちらの心臓の鼓動まで光と同じタイミングになってくるような気がして、思わず目をそらした。 以前葛西臨海水族園に行ったとき、マグロ(鮪)の群れが回遊するのを目の当たりにしてかなり驚いた。 なぜあのスピードで動き続けて衝突しないのだろう? なにかの信号を送っているわけでもないのだろうに・・・。 今日の一冊。 「SYNCーなぜ世界はシンクロしたがるのかー」 (スティーブン・ストロガッツ、早川書房) 心臓のペースメーカー、てんかん発作から星の描くパターン、さらにはヒト社会の流行現象まで、すべての裏側に存在する<同期現象>について、数式を用いることなく分かりやすく(?)解きほぐした一冊。 「右へならえ」をするのは人間だけではない。 世界のすべてはひとつになりうる。 数式こそ使われてはいないが、かなり噛み砕かないと分からない部分も多い。 根っからの数学屋さんには「この程度で・・・」といわれそうだが。 1997年におこった、いわゆる「ポケモンてんかん」の事についても簡単に触れられている。追跡調査の結果では、5年の時点で再発した子供はいないようだ。 ヒトのゲノムがすべて解析され、ショウジョウバエと大きくは変わらないと分かってしまっている現在。 これから先は、個々のパーツがどう組み合わさり、どう動くのか、に焦点がしぼられていく。 世の中は簡単じゃないから面白い。考える方は大変だけどorz。 タイトルは、某金融CMのダンサーズ。復活するとかしないとか? PR
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シンクロ現象って不思議ですね〜。 |
すべての部分がシンクロすると怖いけど、 |
葛西臨海水族園のマグロを見て、 |
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