01.23.00:54
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08.21.21:54
<覗き>という言葉には、なんとも言えない魅力がある。
普段見ることのできない空間・時間を目の当たりにする行為。 自分が「覗く」側に回ることは、意識的にやった場合以外はあまりないだろう。 しかし、「覗かれる」側には、ほとんどの人がすでに回っている。 そんなコトはない、と断言するあなた。 試しに銀行に行ってATMでお金をおろしてみればいい。 もしくはコンビニで立ち読みをしてみればいい。 それがほんの数分であっても、あなたはもう「覗かれて」いる。 監視カメラ、という<覗き>に・・・。 今日は映画のご紹介。 「LOOK」(2007、アメリカ) 今や街中、どころか職場や学校の中まで入り込んでいる監視カメラ。 「防犯」や「安全」を錦の御旗にして、ありとあらゆる場所に設置されている。 そんな監視カメラが捉えたさまざまな人たちのドラマを、赤裸々に見せるドキュメンタリー。 9月6日(土)、<シネセゾン渋谷>ほかにてロードショウ。 予告編はこちら↓。 アメリカやイギリスでの監視カメラの実態については、公式サイトの中にデータが呈示されている。 日本での実情は、さっと探した範囲では確認できなかった。 おそらく、こちらのHPが参考になるのではないか↓。 「監視社会を拒否する会」 実際には「監視カメラ風の撮影/映像を用いたフェイク」なのだろう。 でなければ、「こちら」で指摘されているように肖像権の問題がつきまとうことになる。 今回のタイトルは<ROXETTE>の2nd.のタイトルを拝借。 せっかくなので、彼らの<The Look>を↓。 まずはライヴ版。 続いてremix版。 PR
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03.01.15:33
<2007年5月の記事>でご紹介した<Henry Daeger>。
<美術手帳>の特集号でも触れられていた彼のドキュメンタリーが、いよいよ日本でも公開されることになった。 「非現実の王国で〜ヘンリー・ダーガーの謎」 (2004,アメリカ) 日本では、まず<シネマライズ>(東京)にて3月29日(土)〜4月8日(金)まで上映。 その後も「各地で随時公開」の予定。 昨年の展覧会では、結局上京できなかった。 今回は地元に来るのをゆっくり待とうと思う。 同様に気になる方々も、<予告編>を観ながらゆっくり待とう。 |
05.18.21:55
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12.28.08:54
世界を変えようと挑み続ける者たち。
その<挑戦>が社会では認められず、迫害され。 夢半ばにして倒れた者たちは<殉死>し、<星>となる。 倒れることすらかなわなかった、<地獄>に取り残された者。 彼の者は、もがき、苦しみ、新たな挑戦を始める。 再度、世界を変えんと、<武器>を手に。 今日は映画のご紹介。 「幽閉者-テロリスト-」 (「幽閉者」制作委員会、日本、2006) 1972年5月30日、テルアビブのリッダ空港で引き起こされた、日本赤軍(厳密には違うらしい)による自動小銃乱射事件。 この事件で逮捕・監禁、現在では政治亡命を認められた「アラブの英雄」岡本公三。 彼の幽閉生活を題材に、自らもパレスチナ革命に参加・2000年に強制送還された“足立正生”が35年ぶりにえがく、覚醒と闘争の物語。 2007年1月下旬、渋谷ユーロスペースにてロードショウ。 |
11.29.20:11
人間、何回かは自分が主人公の瞬間がある。
本人の記憶にあるのは、結婚式の時ぐらいだろうが。 普段の人生が華やかな、主演街道まっしぐらなセレブたち。 だが、彼(女)らもいずれは華の盛りを過ぎる。 華の時期との落差に耐えられず、悲壮な余生を過ごす輩もいるだろう。 しかし、彼らふたりは立ち上がった。 さぁ、もう一度花道を突っ走ろうじゃないか! 今日は映画のご紹介。 「プレスリーv.s.ミイラ男」 (2002、アメリカ、92分) (アメリカの公式サイトはこちら) 全米を巡回中の<ミイラ展>から姿を消したミイラ。 よみがえったミイラは、人間の精気を吸い取ろうと老人医療施設を襲う。 だが、そこにはふたりの英雄が入所していた。 かたや暗殺からまぬがれた(と信じている)黒人のJFK。 そしてもうひとり。 自分のそっくりさんと入れ替わり、余生をすごしていたエルヴィス・プレスリー!。 ふたりは歩行補助器と車椅子に乗り、消毒用アルコールを手に立ち上がった!! 12月16日(土)、シネセゾン渋谷にてレイトショウ開始。 世紀の闘いを、そのまなこに、焼き付けて欲しい。 |