01.23.04:14
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07.20.09:59
ネットの上での<出会い>が現実の世界以上に<リアル>だと感じられるヒトは、もう少数派ではないだろう。
mixiをはじめとするソーシャル・ネットワーキング・サービスの隆盛。 自分を本当に必要としてくれるひとは、今いる<ここ>以外のどこかにいるはずと思うひとびと。 そこにつけこむ犯罪があとを断たないのも周知のこと。 喰われるのは弱者。背伸びしている女の子は格好の獲物。 しかし、女の子が牙を剥いたら・・・? 今日は映画のご紹介。 「ハードキャンディ」 (2005年、アメリカ、103分) 出会い系サイトで知り合った32歳のカメラマンと14歳の女の子。 三週間のやりとりの後、ふたりは実際に会い、カメラマンは女の子を自分のスタジオに招き入れる。 そのスタジオで、女の子は牙を剥き、男を恐怖のどん底に陥れる・・・。 日本で実際に起こった<オヤジ狩り>をヒントにしたという、David Sladeの初監督作品。 8月5日(土)、シネマライズにてロードショウ(R-15)。 ナイフを持った赤ずきん。 切り刻まれるのは、ほんとうに狼か? PR
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06.24.09:09
人類の知っているコトだけが世界のすべてではない。
<考える葦>にできるコトなど、たかが知れている。 <万物の霊長>と名乗るのなら、戦争をなくしてみるがいい。 たぶん、ヒト自身もそれを知っているのだろう。 だから、未知なるモノに出会うと非常に惹き付けられる。 それは、不完全な<世界>を完全にしようとする本能なのかもしれない。 今日は映像(DVD)のご案内。 「スカイフィッシュの捕まえ方〜国内編〜」 (HMVのリンクはこちら) 1995年、ホセ・エスカミーラ氏が自分のヴィデオをスロー再生した時に発見した、謎の生物<Skyfish(スカイフィッシュ)>。 そのスカイフィッシュが普通にいるものとして(!)、達人たちが明かす「How to catch the skyfish」。 世界の片鱗に触れる。 その片鱗が、あなたの<世界>を変える。 |
05.17.09:11
「分からんのだ・・・こんなコトをして、何の意味があるんだ?」
「意味なんてねーっ!!」 <不条理>と呼ばれる一連の作品について、なにがしかの意味を求めるのは、もしかしたら求める方が間違っているのかもしれない。 その行為は、釈迦如来の掌の上で踊る齊天大聖と同じ状態なのだろう。 そういう作品(モノ)なのだ、と受け入れて、あとはただひたすら楽しむ。 娯楽とは、そんなモノ。 今日は映画のご紹介。 「かにゴールキーパー」 (2006、「かにゴールキーパー」製作委員会、日本) (予告ムービーはこちら) ある日、砂浜に打ち上げられた一匹の巨大な「かに」。 心優しき少年のもとで暮らす“かに”は、ある時ひとりの少女と出会う。 彼女の借金を返済するため、“かに”はサッカーの世界へと飛び込む! 「いかレスラー」、「コアラ課長」などのバカ(注;ホメ言葉)映画を作り続ける河崎実監督の手になる、愛(?)と感動(??)の物語。 5月27日、池袋シネマ・ロサおよびシネ・ルーブル梅田にて試合(レイトショウ)開始。 (その他各地で上映予定) また、5月26日、DVD発売開始。 選手交代・・・キーパー・・・ かに!!!!!! |
05.05.14:05
同じ数字がみっつ並ぶ、というのは、ある種の娯楽を楽しむひとにはとてもありがたいことなのだろう。
<111>や<999>なども、意味ありげに記載されている。 だが、聖書に興味を持つひとたちの中で、もっとも畏怖され恐れられる数字もまた、同じ数字がみっつ並ぶのだ。 獣の数字・・・そう、<666>。 今日は映画のご紹介。 「オーメン(THE OMEN)」。 {予告編はこちら(要Windows Media Player)、もしくはこちら(要QuickTime Player)} 悪魔の子ダミアンと人間たちの闘争を三部作として描き、1970年代オカルトホラー映画のひとつの頂点とも言える「オーメン(THE OMEN)」。 あの恐怖がよみがえる。 1000年に一度の2006.6.6、先行上映、6.10、全国ロードショウ。 神は地に堕ち、悪魔は天に帰る。 その時、どちらが<正>でどちらが<邪>となるのか? |
04.23.10:38
ひとが音楽に求めるものは、様々だろう。
恋人とともに過ごすときの音楽。 家族とともに過ごすときの音楽。 一日の疲れを癒してくれる音楽。 未知なる異境に想いをはせる音楽。 そして、疾走する爆発的な力がすべてを忘れさせてくれる音楽。 その音にひたる瞬間、日常は霧散し、世界は美しき光を帯びる。 キーワードは「かっこいい」。 今日はまず映画のご紹介。 METAL:ヘッドバンガーズ・ジャーニー (海外の公式サイトはこちら) 生粋のヘビメタfanである人類学者が、「なぜヘビメタは嫌われるのか?」をキーワードに、1980年代後半以降のメタル・シーンを分析したドキュメンタリー。 6月24日(土)、シネ・アミューズ他でロードショウ。 一足先に観たい方は、5月23日に米版DVDが発売される(要リージョン1)。 もうひとつは関連話題の本。 「ヘビメタさん」 (スローガン、アスペクト) 2005年4月〜9月にかけてテレビ東京系の深夜に放送されていた<ヘビメタさん>。 そのエッセンスをまとめた、ヘビメタさんへの指南書。 鋼鉄の処女は翼を拡げ夜に願い、 夢の劇場で白き蛇と白き獅子が踊る。 |