01.23.22:22
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10.18.09:03
近代までの日本の建築は木によるものが大半だと思う。 これは土地の気候に合わせたもので、合理的は合理的。 しかし、その分だけ長く保つものではない。 法隆寺その他の建築物は、定期的な修繕を繰り返すことで現代までその姿を残している。 ギリシャをはじめとする西欧は石・レンガによる建築が中心。 もちろん徐々に風化はしていくが、その保ち方は日本の比ではないだろう。 街の中に、現代のビルと古代の建築物が同居している。 日本人の目から見ると、どことなく不思議な印象である。 変化し続けることが魅力である街もあれば、悠久の過去に想いを馳せることが魅力の街もある。 前者が過去を切り捨てているわけではないだろうし、後者が過去に捕らわれているとも限らない。 ともに<現在>を生きている街であるのだから・・・。 写真は「ガレリウスの凱旋門」。 ローマ軍とササン朝ペルシアの戦いでローマ軍が勝利した時、それを記念して303年頃に建てられたもの。 表面に当時のガレリウス皇帝の勝利をたたえるモチーフが刻まれている。 この門のすぐ前では、街のひと達がのんびりとカフェを楽しんでいたりする。 そして、門のすぐ横は大通りであり、ひっきりなしに車が走っているのである。 PR
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凱旋門をライブカメラで見てましたけど、 |
こういう状況を見ると、最近日本で古い(とはいっても明治の)ビル取り壊されているのは、やっぱり所詮移植したもので風土に合っていなかったのかなぁ、と思います。東京の古いビルの立替する最大の理由は地震らしいですから・・・ |
時代の流れを感じたのは・・・ |
ヨーロッパの良さは、きっと古い建物が今でも生きているところにあるのではないのかな、と思います。 |
>>ともに<現在>を生きている街であるのだから・・・。 |
本格的だなー。これは騙されるわ |
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