01.23.16:03
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10.20.09:04
ゴミの分別が厳しくなってかなりの時がたつ。
かつてはおおざっぱに「燃える」「燃えない」だったものが、事細かに分類されてしまった。 HPの上で「このゴミは分類上どうなる?」を登録している自治体も少なくない。 さらに、事業系のみではなく家庭ゴミも有料化されているところも増えた。 (ともにリンク先はその一例) 一旦捨てられたゴミは、元の持ち主にとっては何の価値も見いだせないもの、もしくは記憶の彼方に追いやってしまいたいものに他ならない。 しかし、視点を変えれば・・・ 新たにそこに<価値>を見いだせるひともいる。 彼らからみれば、ゴミ捨て場は「路上で」開かれているリサイクルショップやフリーマーケットだろう。 そこから「自分に価値あるもの」を狩りとっていく事に、なんの抵抗があるだろうか? 今日の一冊。 「モンゴ−ニューヨークのゴミをめぐる冒険−」 (テッド・ボサ、筑摩書房) 大都会ニューヨークの路上を深夜〜早朝(時に真昼)にかけて跋扈する、<ストリートコレクター(路上の収集家)>たちの生態。 そして、彼らの姿を通して気付く、<価値>の意味。 世界に無駄な存在なんてない。 モノも、そして、ヒトも。 今までに何回か経験してきた引っ越しの中で、僕もいろんなモノを捨ててきた。 リサイクルを利用しようとしたこともあるが、モノによっては「余ってるから」の一言で断られた。 「何でも買います」とは言っても彼らも商売、売れそうにないものはいらないのが当然。 ネットオークション(という名のガラクタ市・・・言い過ぎ?)だって、時間との兼ね合いがあるから確実にさばける場とは言えない。 そうなると、捨てるしかないモノも増える。 個人情報の特定できそうなモノはなるべくボロボロにして捨てる。 PCを売りに出す時は、本当ならHDDは抜き取って物理的に破壊しないと安心できない。 (普通の消去では、復元されてしまうオソレは充分にある) 一番困るのは、「自分にとっての宝物」が「他人には無価値なモノ」だったりすることなのだが・・・。 PR
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今借りている家は結構広いので、かなりのモノがあります。 |
最近、路上のリサイクル可能ゴミの盗難が相次ぎ自治体ではパトロールなどで対処している。 |
>「自分にとっての宝物」が「他人には無価値なモノ」 |
はじめまして |
前のコメントで「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」という分け方がおかしい、と書きました。 |
「森羅万象」という言葉を思い出しました(笑) |
でも、目の前がゴミ捨て場のうちにとっては |
ゴミ…。 |
>世界に無駄な存在なんてない。 |
酔ってゴミなど抱いて寝ませぬよう。(w) |
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