01.23.07:05
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09.04.19:28
引き続き<恐山>。
山門から中に入ると、本殿や宿坊を含めていくつかの建物がある。 基本的な位置関係は「こんな感じ」になっている。一回りすると40分以上、となっているが、ぼくの行った日は小雨が降っていたこともあり、わざとのんびり歩いた。 温泉好きな方はご存知かもしれないが、恐山の中には「冷抜の湯」「古滝の湯」「薬師の湯」「花染の湯」の四ヶ所の温泉が湧いている。 いずれも入山料だけで入れるのだが、今回は準備をしていなかったので断念した。 基本的には火山であり、そこかしこから硫黄のにおいがし、ところどころから煙も噴き出している↓。 さらに、あちこちにいくつもの風車やお供え物がたてられている。硫黄臭のする風に合わせて一斉に回る風車は、そこから蜘蛛の糸を紡いでいるかのような想像をかきたてられる↓。 岩場や奥の院などをぐるりと回ったあとに目に付くのが<血の池地獄>↓。 ただ、別府の<血の池地獄>とは違い、池の底が真っ赤になってはいるものの水自体は澄んでいた。小銭がたくさん投げ込まれていたが、お賽銭なのかトレビの泉なのかは謎(普通に考えれば前者。「ローマの休日」を気取るひともいないだろう)。 <血の池地獄>からさらに歩き、宇曽利山湖のほとりに出る。 <極楽浜>と呼ばれる浜だが、この日が天気が悪かったことも含め、硫黄の薫る岩場よりも寂寞な印象を受けた↓。 PR
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