04.10.01:34
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01.21.09:05
ヒトの生きていく世界で必要なものは?
空気・食べ物・水・その他。 逆に、なくても一向に困らないものは? 本・音楽・映画・その他。 創造や藝術は、特定のひと(その作家自身)にとっては生きる意味・不可欠なもの。 しかし、その他多数にとっては取り替えの可能なもの。 場合によっては<惡>とされることすら。 その<惡>が世界を救う唯一の術であるとしたら。 <惡>から新たな希望が見いだされる時、世界はどう反応するのか? 今日は映画のご紹介。 「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」 (要Macromedia Flash Player、Windows Media Player) 100%死に至る(しかも「自殺」という形で)ウィルスの蔓延する世界。 唯一進行を止めるのがミズイ(浅野忠信)とアスハラ(中原昌也)の奏でる<音>。 ウィルスに感染した孫娘・ハナ(宮崎あおい)を救うため、彼らを訪ねる大富豪(筒井康隆)。 ミズイらの奏でる<音>は、ハナを・そして世界をどこへ導くのか・・・? 青山真治が新たに送る、再生と希望の物語。 2006年1月28日(土)、シネセゾン渋谷・テアトル新宿を皮切りに全国順次ロードショウ。 神よ、何ゆえに、我を見捨てたもうや? 神なき世界を救うのは、ひとの創る奇蹟。 PR
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01.19.08:16
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01.17.09:15
今日、ひとつの事件に最終判決がくだされる。
以前こちらの記事でちらりと触れた<今田勇子>の最高裁判決が言い渡される日である。 前日の16日の様子は、こんな感じだったと言う。 面会した教授は、こうコメントしている。 「10年以上前と較べ、鑑定の技術は格段に上がっている。」 「改めて鑑定する必要性を感じた。」 ・・・これを言い始めたらキリがない、と思ったのは僕だけだろうか? 10年ひと昔、なんて言い方をしていたのは、それこそ昔のこと。 今では一年前の情報・価値基準すら覆されることが珍しくない。 まして、10年以上「監禁」されていた人間の精神状態が、<当時>とまったく一緒な訳がない。 ひとの心の闇を覗こうとすることは、専門家ですら困難を極める。 その時々で、新たな概念が持ち出されることすらある。 <今田勇子>の時には、こんな言葉が持ち出された・・・ 「人格障害」。 今日の一冊。 「人格障害をめぐる冒険」 (大泉実成、草思社) 「人格障害」という言葉の裏に封じこめられた時代/社会の影を追うルポルタージュ。 人がもっとも恐れるのは「ヒト」。 自分のセカイを破壊する「ヒト」。 |
01.15.11:46
ヒトクローンES細胞についての論文がすべて捏造であった、との一連の記事が、ここしばらくトピックとなっている。
その一方で、アメリカで多臓器移植を受けた日本人の子供の記事が出ている。 病に苦しむひとたちにとっての福音としての、臓器移植・再生医療。 果てはクローン。 では、と問う。 「どこが残っていれば、人は<そのヒト>であると言えるのか?」 脳か?脳細胞の一部だって移植される治療が存在する。 形として取り出すことができない「心」、そしてかけがえのない「記憶」が<そのヒト>なのだろうか。 しかし、科学者たちの探求のメスは、心すらも切り刻む。 不確かなものの存在を許さないかのように。 今日の一冊。 「心は実験できるか−20世紀心理学実験物語−」 (L.スレイター、紀伊国屋書店) オペラント条件づけや偽記憶の実験など、10の心理学的実験についてのドキュメンタリー。 こころの迷宮に切り込むメス。 自らの身体をも切り刻む諸刃の剣。 |
01.13.07:49
今年の目標は?
・・・と職場の女の子に訊かれた。 「 嘘 を つ か な い こ と 」 と答えると、彼女は目をパチクリとさせていた。 嘘をついたことのないひとは、いないと思う。 それが悪意のある嘘か、悪意のない「うそ」か、を別にすれば。 人間は本音のぶつけ合いだけでは生きていけない。 厳密に言うなら、社会生活を営み続けることはできなくなるだろう。 自分に嘘をつかない=<天上天下唯我独尊>ともなりかねない。 「嘘」や「だまし」は、TPOを間違わなければ決して悪いとばかりは言えないだろう。 しかし、<悪い>ことの方が多いのが、悲しいながらも事実だ。 そこに金がからむと、なおのこと。 今日の一冊。 「まさか自分が・・・そんな人ほど騙されるー詐欺・悪徳商法・マインドコントロールの心理学ー」 (西田 公昭、パンドラ新書) 振り込め詐欺から先物取引、新興宗教まで、彼らの用いる手口と、それに左右される人間の心の動きを解説した入門書。 あなたの口から出る言葉。 それはうそに近いまことか、まことに近い嘘か? |
