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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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10.08.02:08

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11.12.10:30

「人生たかだがあと50年、なら、傷ついて生きた方が、負け」

今日はお泊まりの仕事明け。
もう少ししたら(この記事を上げたら)家に帰る予定である。

僕の知っている範囲の、同じくらいの年代のヒトたちの休日の過ごし方。
既婚が大半なので、同居人のガス抜きにつきあうヒト。
子供がいるヒトが多く、第一次〜第二次反抗期前くらいが多いはずなので、彼らの相手もするだろう。
(と言うより、まだ相手をしてくれるだろう)

午前中は家の中を掃除し、午後から郊外のショッピングセンターにワゴンやSUVで乗りつけるヒトたち。
天気があまりよくないので、遊園地や公園などには足が向かないかもしれない。

僕はどうする?
家族はない、ツレは(現在)いない。
掃除をする、本を読む、音楽を聴く。
車があれば、街へ出る。
自分の<好奇心>を満たすために。

今日の一冊。
「サザンな大人たち」
(クラウディウス・ザイドル、主婦の友社)
(Amazonのリンクはこちら

<史上最長の青春時代>を過ごす、「若い大人たち」の<今>を定義・解剖する。

道に迷う<青春時代>の真ん中。
地図を片手に、あえてさまよう。
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To Be Continued

11.09.08:57

「いちいち何万円もするカメラをぶっ壊さねばならんがなぁ!」

先日、思うところあってお伊勢参りをしてきた。
内宮外宮があるが、内宮の方は観光地化している印象が強く個人的に訴えるものがあまりなかった。

いっぽうの外宮。
ほんの少しだけ山道を登る形でアプローチする土宮風宮、そして多賀宮を参拝するとき、普段は<信仰>とは無縁の生活をしているにもかかわらず、<日本人>の奥底に連綿と流れる<血脈>を感じずにはいられなかった。

そこで撮影した使い捨てカメラがあるのだが、まだ現像していない。
・・・何か写っていたらどうしよう・・・?

今日の一冊。
「心霊写真は語る」
(一柳 廣孝 編、青弓社)

写真の発明とともに出現、ひとびとを魅了してきた<心霊写真>についてさまざまなアプローチを試みる。

異界と人の接点。
そこに存在するのは、洗練された、ひとの技術。

To Be Continued

11.04.14:07

抜きつ抜かれつ、だけど差すのはご法度。

世の中に蔓延するいろいろな商売。
それは必要があるからこそ成り立ってる。

貴賎なし・・・などと分かったようなことを言うつもりはないが。
必要のないものなら淘汰されていくだろう。
生き残っているからには、成り立たせるだけの需要があるのだ。

顧客として通い、いくら<常連>となったにしても、商売する側の苦労は分からない。
分かってしまうと、さまざまな意味で世界が変わるのだろうけれど。

今日の一冊。
「お客さん、こーゆーとこ初めて?〜艶街経営日誌〜」
(赤澤 竜也、講談社)

慶大卒→某信用金庫の渉外・融資担当を経て大阪ピンサロの(最終的に)店長となった著者が明かす、風俗嬢たちとの涙・笑いの日々。

きれいな水に魚は棲まない。
適度な濁りが、世界を動かす。

To Be Continued

10.31.07:53

一瞬先は無限の未来

当たり前の話ではあるが、人間ひとりにできることは実に限られている。
仕事の話だけではない。
その一瞬いっしゅんで「存在できる場所」は一ヶ所しかないのだから、当然といえば当然のことだ。

<セカイ系>の主人公にもならず、<天上天下唯我独尊>にもなりきれない。
身も蓋もなく言ってしまえば小市民。
目の前にある道を、ひたすら歩き続ける。

そんな中で、他の場所に思いを馳せる瞬間は至福のひととき。
音楽と、旅と、そして本。

今日の一冊。
「Planet India-インド・エキゾ-音楽紀行」
(サラーム海上、河出書房新社)

「よろずエキゾ風物ライター」の肩書きで(その筋に)有名な著者がイラストレーターの妻とふたり、音楽・映画を中心にインドを巡る。

世界の中心は自分ひとり。
しかし、中心は、50億以上。

To Be Continued

10.21.18:53

「橋のない川」にかける<橋>

こんなコトが話題になっているらしい。

両者の言い分に、正直なところ興味はない。
似たような論争は、日本のエンターテインメント界ではいくらでも起こっている。

興味があるのは、放送する側の反応。
特にTV。
「訴えられるかもしれない」「巻き込まれるかもしれない」
そうなるかどうか、は、放送してみないと分からない。
しかし、今のメディアは、「そうなった」時のことを過剰におそれている。

今日の一冊。
「放送禁止歌」
(森 達也、解放出版社)
(文庫判はこちら。)

「手紙」(岡林信康)、「竹田の子守唄」(赤い鳥)、「自衛隊に入ろう」(高田渡)・・・。
(リンク先はMIDI音源が流れます)

<放送禁止>の烙印を押されメディアから消された曲を、だれが、なぜ、そうさせたのかを追う中で著者が気付く<事実>。

対岸の火事なら燃え盛れ。
火の粉が来るのはごめん被る。

To Be Continued