01.23.05:43
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03.12.10:14
テクノロジーの暴走が、世界を・そして人間そのものを滅ぼすかもしれない。
・・・この論議は、おそらく産業革命の当時からすでに飽きることなく繰り返されてきている。 そして、たぶん、それは事実だろう。 すでに人間は、引き返すことはできないところまでたどり着いている。 「自然に還れ」「エコロジー」 お題目のように唱える一部の人々。 ではそういう彼らは、実践できているか? ここで語るまでもない。 しかし、そうしたテクノロジー全てが悪者なのかと言われると、それはない。 医療技術の発達で、失われるしかなかった生命が救われるようになった。 また、心のうちからわき上がる衝動を表現する手段も増えた。 油絵からCGへ。 そして、楽譜から、コンピュータのソフトウェアへ。 今日の一冊。 「テクノ/ロジカル/音楽論−シュトックハウゼンから音響派まで−」 (佐々木 敦、リットーミュージック) 電子音楽の出現からノイズミュージック、グリッチ・ミュージックなどまで。 テクノロジーなくしては生まれる事のなかっただろう音楽の記録。 テクノロジーは冒瀆の所業か、福音の所業か? どちらにせよ、用いるのは、ひと。 いわゆるテクノはここでは積極的に範疇には含まないことにしておく。僕の演算処理能力を超えてしまうから、というのもあるが・・・。 この方面の日本人アーティストとしては、池田亮司・メルツバウ(MERZBOW)・半野喜弘あたりを(超メジャーどころばかりで申し訳ないが)挙げておく。 東京近辺にお住まいで、こちら関係に興味のある方は、TOWER RECORDS渋谷店の6F(・・・だったよな・・・)に足を運んでみていただきたい。 佐々木氏はHEADZ/FADERという音楽・出版会社の代表。ここの本やCDには、時折お世話になっている。 この方面の音楽レビューサイトとしてこちらを紹介しておく。 PR
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おっと、遂にこの本の記事書きましたね。 |
! メルツバウ(懐) |
リンク先で思っていた以上の"音"がノイズミュージック枠になることを今知りました・・・なるほどねー。 |
人間ねぇ・・・ |
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