01.23.05:47
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03.10.09:10
映画や小説の中に出てくる「舞台」や「出来事」は、現実の世界から影響を受けているものが少なからずある。
「事実を基にしたフィクションです」なんてのは、その最たるものだろう。 しかし考えてみると、その「事実」が<真実>なのかどうかは第三者には分からない。 以前の記事でも書いたことがあるが、声高らかに叫ぶ方の主張が「事実」として受け取られる場合もある。 また、現在のような情報過剰の社会では「知ってるつもり?」になってしまう危険も高い。 自分の足でこつこつと調べて拾い上げた情報から、仮説を組み立て、それを更に検証する情報を探す。 ある種の実験に、似ていなくもない。 今日の一冊。 「<八つ墓村>は実在する」 (蜂巣 敦、ミリオン出版) 横溝正史のミステリ「八つ墓村」と、そのモデルである津山三十人殺し事件。 フィクションと事件、ふたつをつなぐ「点と線」を足でたどるドキュメント・ルポ。 手探りで探し求めるミッシング・リンク。 そのリンクは、メビウスの環か、クラインの壷か? PR
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こんばんは。 |
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