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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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05.18.19:31

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11.21.21:56

<本>のある風景

インターネットの発達した今日。
ネット上だけで展開される文章も多い。
かつて絶版となって手に入らなくなった本も<青空文庫>その他で読むことができる。
また、採算の合わない本に関しても、オンデマンド出版や<復刊.com>などで「売れる可能性がある」場合、見合った数の出版がされている。

でも。
本の好きな方には分かってもらえると思う。
<所有する楽しみ>。
単にその「文章の作者」だけではなく、「本のデザイン」までも含めた一個の<作品>として「欲しい!」と思う。
「売れる」という点からは度外視されたような、<本>という小宇宙。
極論、作者はどうでもいい、この人が手がけた装丁だから買う、という<本>もある。
そういう本は、たいがい文庫ではない。
だから散財するのだが、それもまた一興。

今日の一冊。
「Pen 2004. 12/1号ー美しいブックデザインー」(阪急コミュニケーションズ)

原研哉、祖父江慎、クラフト・エヴィング商會など、<名前は知らなくても、本を見せれば「ああ、あの!」>という筈のデザイナーの紹介。
さらに、各国の美しい「本」にふれる一冊。
あなたの価値観をひっくり返してくれる一冊に、出会えますように。
(ちなみに、京極夏彦氏も装丁は手掛けるが、「自分のからむ本」は避けているとのこと)

BGM.
The Mods are Alright!
by THE SHAMROCK
RABBIT RECORD RAC-007

・・・本当はTBかけたいのですができないので、下記のご参照のこと。
とくみつ録;「デザインのデザイン」
http://blogs.dion.ne.jp/109nissi/archives/244724.html
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無題

ん?
今日は静かですね。
今日のエントリ、釣られちゃいました。
仕事が少々残ってるので、また後で(明日?)来ます。

  • 2004年11月22日月
  • miyavilog
  • 編集

無題

 こんばんは。
 コメント、ありがとうございました。

 まさに、そのとおりですね。
 手にする喜びが大きいんですよね。
(CDにも、それを感じてしまいます。LP時代ほどではないとはいえ)

  • 2004年11月22日月
  • figaro
  • 編集

無題

どうも、とくみつです。
コメントもTBもしてないブログですんません。

お話、すんごくわかります。
自分も存在感に惹かれて衝動買いする本は少なくないです。

と、いっても
最近は置く場所に困るようになってきたので、なるべく買い控えるようになってます・・とほほ

  • 2004年11月22日月
  • URL
  • とくみつ
  • 編集

無題

本屋さんで見かけた一冊、CDなんでも言える事ですが
カバーに惹かれてほしくなることよくあります。
でも・・部屋が狭いので買うことは出来ても
家に置いておくことが困難で、泣く泣く諦めます。
(好きな作家さんやアーティストのものは買いますが
)

やっぱりお気に入りの一冊は狭い棚や箱の中でなく
すぐ目に触れられるところへ、
すぐ手の届くところへ置いておきたい−−−−w

お店で手放すことの悔しさ、あれはたまらないですx

無題

あ、すごくわかりますね、表紙が綺麗だったらやっぱりインテリアのひとつとして飾りたいくらい綺麗なのってありますしね。
お値段も張るけれどそれだけの価値はありますよね、
けれど昔の本が復刊される喜びも捨てがたいんですよね、復刊されるとカバーやら追加されたページとかデザインも凝ってるの多い!ついつい購入しちゃいます。

無題

よくわかります。
私も昨日本1万円分買ってしまったので。
本にだけはお金をケチることがありません。

無題

所有することで満足してしまい、読んでいない本が部屋に山積みされていることは内緒です。orz

無題

ため息です。
もう、本当に。
装丁にハマったら抜け出せません…。
装丁とレタリング、書体。
洋書も素敵だけど、和語、漢語、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字。
日本語だけの特権です。

無題

本当に私も同感です。
どんなにデジタル技術が進んでも、自分は紙媒体の本から抜け出すことはないだろうと思います。
本の活字と紙、そして装丁、一つ一つが好きです。
そして思うのですが、海外の本に比べて、日本の本の装丁は丁寧ですね。無論、万単位の高価本は国内外を問わず丁寧な装丁ですが。
廉価本でも丁寧な装丁をするあたりは、日本での本の位置づけの高さみたいなものを感じます。

無題

すごい、分かります。
作品として持ちたいという所有欲なら僕もあります。
本という媒体で活字で見たい、どうしても沿う思います。

無題

<所有する楽しみ>は間違いなくありますよね。
僕の場合はもっぱら建築、デザイン関連の書籍です。しかし専門書故高価で手が出せないものも多く、買いそびれてたものを諦め切れず探して廻ったりします。最近は古本もネットで検索できるので随分見付けやすくなりましたが、自分の足で探す楽しみが減りました。
レコードも同様。よくジャケ買いしました。
しかしCDではそれがなくなりました。

それにしてもこの手の書籍は所有してるだけで、ゴツイ、重い、大事にしすぎる、でたいして見なかったりします。

釣られちゃったので奥村靫正エントリしました。

無題

私も本については装丁や題名で衝動買いすることがあります。
逆に、装丁や題名を見て買うのをやめたりということもあったり。
ネットの本屋さんもよく使いますけど、書店めぐりって、本と出会う楽しさがあるからやめられませんね。

無題

ジャケ買いは必須ですし、それこそ運命です。見た瞬間に「これだ」と思って買うことの方が多いです。でも、読むのが遅いので本が増えてしかたがない。速読でも学ぶか。

無題

ありがとうございます>>all。
今回はほぼ皆さん意見は一致をみている(笑)ので、コメント返しはまとめて。

やっぱりいい<本>は持ってたいですよね。
いつか<本>が抹消される時代が来るのかもしれませんが、その時には地下に潜ってもっと所有欲をかきたてるモノができるのでしょう。

レコード〜CDと変化して味気なくなった音源は、一部は紙ジャケという形で所有欲を満たしてくれます。
・・・あの紙ジャケ、海外への輸出販売は禁止されてる筈なのに、昨年行ったバルセロナにあったレコード屋さんには堂々と置いてあったり(爆)。

無題

コメント、トラックバックありがとうございました。
トラバ返し!

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