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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.19.16:19

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09.24.09:03

笑える問題?笑っちゃいけない問題??

世の中には「確実に存在する」はずなのに「表だって語られること」が少ない話題が少なくない。

例えば身体(心)障害をもつひと達。
先日のギリシャでは、車いすやら杖やら義足(だったかな?)やらを売っている店を街中で見かけた。
日本だって、そういったものを必要とするひとは一定数いるはず。
なのに、ほとんど見かけることがない。
自分もいつかはそうなるかもしれないのに・・・。

例えば性の問題。
児童性愛問題を除けば、タブー視とまではいかなくてもあまり取りざたされることがない。
もしくは、異様にスキャンダラスな視線になる。
特に性教育については、壊れ物に触るような扱いしかされない。
三大欲求のひとつであり、「ない」ひとはまずいない筈なのに・・・。

では、このふたつが組み合わさるとどうなるか?
重苦しすぎて、眼をそらしたくなるだろうか??

今日の一冊。
「お笑い!バリアフリーセックス」
ホーキング青山、ちくま文庫)
(上記リンクは親本「UNIVERSAL SEXー性欲に身障も健常もない」)

先天性多発性関節拘縮症(リンク先の一番下です)のために生来車いすの「史上初の身障者芸人」である著者が赤裸裸に語る、身障者の性。

蓋をして隠しとおせない話題。
ならば笑い飛ばすのもひとつの方法。

語り口があまりにも「お笑い」なので、逆に眉をひそめるひともいるだろう。
(紹介のリンク先を親本にしたのも、それがひとつの理由)
そういうひとには「セックスボランティア」(河合香織、新潮社)の方がいいかもしれない。
ただ、僕自身がこちらは読んでいないのと、こちらはあくまでも<ドキュメント>なのだ、という点を強調しておきたい。

あと、「重い問題」を「重苦しく語る」のは、ある意味簡単なのではないだろうか、とも思う。
あえて軽く語りとばす、そして相手に考えさせる。
こちらの方がよほど難しい。
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無題

お帰りなさいませ〜〜

外国旅行をした時、車椅子でお出かけしている方をたくさん見かけました。
無知だった私は「ここの国は体が悪い人が多いなあ。日本はこんなに多くないっちゅうことは血がきれいなんか?」と思っておりました。
ほんとに馬鹿。バカ。アホやねえ。
出かけたくても面倒なことが多すぎて、出られないだけなのに。

自分で車椅子をこぐことも出来ないわが息子も、将来は確実に性欲が沸くはずです。
そんな時どうするか、ママ友の間でもたまに話題が出ます。
「相手の女の子を選べるとして、それはママの好みか息子の好みか、どちらにするか」な〜んて話だったりする。
当然息子か。。

無題

メガネもある意味障害なのに、
めがね萌え〜は贔屓だと思います(*´ノェ`)コッソリ

無題

この本、持ってます。

チャットの話が面白かった。

アメリカとかでも、確かに身体的なハンディキャップを背負った人が多いのが印象的でした。特に工業都市でもなかったのに。

無題

ハンディキャップを負った人が、自らのハンディを逆手に商売(言葉は悪いですけど)することに対して、『良識ある』ひとが「まわりが食い物にしている」と言って柳眉を逆立てることは、『気の毒な人』というレッテルを貼って蓋をすることだとは、常々思うこと。
ハンディキャップを負った人自身の考え方も千差万別だからひとくくりにはできませんが。

無題

同感です
<「重い問題」を「重苦しく語る」のは、ある意味簡単なのではないだろうか

ビートたけしとの対談集(『日本の差法』)なら読みましたが、
作った軽さでないところがいいですね。

無題

重い問題は重苦しく扱わなくてはならないという脅迫観念があるのではないでしょうか?そうやって脅迫しているのは誰かというのを考えなくては・・・

  • 2005年09月24日土
  • URL
  • はねもね
  • 編集

無題

こんばんは。こちらに書き込みをさせてもらうのは初めてかもしれません。

先日、北森鴻の「凶笑面」がテレビで放映されていました。
僕が見たのは10分程度でしたが、連丈のイメージが違いすぎて戸惑いました。人物をどのようにイメージするのかの問題ですから、仕方がないのでしょうけれども。小説で書かれている人物像と外見が違いすぎるというのは残念でした。(ショートカット、ほりが深いとか)

あと、二時間もののドラマでしたから、警察が結構出てきているみたいで、それもいかがなものかと思いました。これも、ミステリードラマにしてしまった業なのでは、と思いました。

それで、改めて、『凶笑面』を読んだわけですがsay_say_say/さん(なんとお呼びすればいいのかわかりませんので…)のおっしゃるととおり短編連作も面白いと感じました。

末文になりましたが、おかえりなさいませ。

無題

小学生のころ障害クラスがあって
イベントの際は他のクラスにひとりづつ交え
ともに行動することになっていたのですが、
誰もがそれに反対し彼らを煙たがっていました。
煙たがっていた彼らも大人になると
事態を重んじるようになるのですが
心から理解しきれていないために極端に重苦しいものとして
片付けてしまうような気がします。
(もちろん昔を振り返り後悔し、理解するように努める人も
いるんでしょうが)
本当に理解出来る人というは幼少のころから誰とでもなじみ、
心をお互いに通わせることが出来た人だけなのかなぁと
思います。

ギリシャやアメリカでも同じようなものなんでしょうか。

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