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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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07.11.21:21

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12.07.20:58

男? 女??

ネット社会になりハンドルネーム(HN)という新たな<名前>を持った「人格」を作り出す人がごく当たり前になっている。
その中では性別不詳な人も多い。
見るからに「男性!」なHNの女性もいれば、その逆もある。
また、どちらともとれる例も少なからず。

なぜ不詳なHNをつける人が多いのか?
アニマやアニムスの表出、とまことしやかに心理学を持ち出すひともいるだろう。
完全に<別人格>として自分の可能性を追及するひともいる。
でも、実際の理由は、当の本人以外分からない。
そして、その理由を第三者が知る必要は、おそらく、ない。
仮面をかぶったネット上でのマスカレード。

今日紹介するのは、いわゆる<覆面作家>の本。いくつかまとめて。

「覆面作家は二人いる」(北村薫、角川文庫)
デビュー当時は覆面作家。代表作の「空飛ぶ馬」などのイメージから女子大生と思われていた向きもあった。
現実は、職業(高校の教師)の関係で覆面作家となっていた(はず)。

「もうひとりの私」(北川歩実、集英社文庫)
現在進行形の覆面作家。「僕を殺した女」以降、<自分は何者か?>をモチーフに、最先端科学をおりまぜた作品を発表しているが、現在も経歴は未公開。

「阿修羅ガール」(舞城王太郎、新潮社)
もともとは講談社のメフィスト賞出身だが、今では純文学畑でも注目されている。
こちらは生年月日と出身県以外は一切公開されていない。この作品で三島賞を受賞しているが、その授賞式にすら現れなかった徹底ぶり。
(ちなみに北村薫は、推理協会賞の授賞式で覆面をとった)


個人的には、私生活を赤裸々に語る作家も嫌いではない。
しかし、その「作家の素性」を一切知らなくても(もしくは知らない方が)純粋に楽しめる。
それが「小説」ではないだろうか。

「たったひとつの冴えたやりかた」(ジェイムス・ティプトリーJr.、ハヤカワ文庫)
本当は<覆面作家>のカテゴリには入らないのだろうが別格として。
サイバーパンク(死語?)を先取りするような<接続された女>をはじめ数々の硬質なSF作品を発表。
誰もが男性作家と信じて疑わなかったが、実はアリス・シェルドンという女性。病気(たしか痴呆)のご主人を射殺し、そのピストルで自殺するというショッキングな人生の幕引きを演じた。上記文庫の解説に事情は詳しい。
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無題

にくいチョイスですね(・ω・)
小説に素性はいらないですね。まぁその方面に経験のある人が書いた本は面白いけど。

無題

 こんばんは。
 北村薫は、読みました。
 あとの2冊はまだなんですね。
 読まなくちゃ!

 ちなみに、僕の場合、ほとんど正体がばれています。
(京都の演劇界に限ってですが…)

無題

北川歩実さんは読みました♪

作者のバックボーンが判った方が面白い作品もありますが基本的に作品そのものに面白さがあればどちらでもかまわないかなー?(笑

やたらと作者がメディアに出てくると、その作品そのものに魅力を感じなくなる天邪鬼な私ですから(苦笑

  • 2004年12月07日火
  • URL
  • みっちょ
  • 編集

無題

恋愛小説とか好きなんですけど、
作家がマスコミにしょっちゅう出てきて
顔出しまくりの人だと、どんなに美しい
ヒロインが出てきても、その人と重なってしまって
少し興醒め。
あとサイバーパンク(死語なの!?)も好きです。
ウィリアム・ギブスンとか。
上記作家は知らないけど、今度文庫探してみます。

  • 2004年12月07日火
  • URL
  • まゆ魔女
  • 編集

無題

ミュージシャンは、多くないですか?
荒井由美 → 呉田軽穂
GeorgeHarrison → ランデロ・ミステリオソ
大滝詠一 → 多羅尾伴内
などなど

無題

実はkuramaも・・・(爆
♂と♀の共有作家が居ないのはなんでだろう?
結構興味あるのに。一人が二面性をその場面に思いを綴っても面白そうなんだけどなぁ。

無題

私もマスコミにやたら出てくる作家さんよりは顔がわからない作家さんの方が純粋に作品に没頭できますね。
作品を読み終わると自分なりの作家さんのイメージが出来ちゃうんですよね。

無題

私も作者がある程度不透明な方が、作品的には確かに楽しめるような気がします。
私小説とかだと

「作中の主人公」=「作者」

のような見方を読者は無意識にしてしまいますよね。でも、それだって結局は故意に製作されたキャラクターのような気がします。
アイドル性を持った作者に購買意欲がそそられるのも今に始まったことじゃないですし……

無題

職場に物書きを目指すおっちゃんがおりますが、
彼は恋愛ものを書く時は女性名を使うそうです。
そうしないと、書けないんだって。
「そういうものかぁ」って思いましたね。

  • 2004年12月08日水
  • URL
  • K-taro(♀)
  • 編集

無題

舞城王太郎が気になる今日この頃なので、
ココで紹介されたのをキッカケに読んでみようかとおもいました。
わたしもソンナカンジで、男PNにしてみたりしつつ、しっくりこなくてすぐに戻した経験があります。
自分の本名がすきじゃないんで、PN(HN)考えるのはチカラ入ります!

  • 2004年12月08日水
  • URL
  • とうまあやこ
  • 編集

無題

こんにちは

素性がわからなくても面白い作家はいいですね
私小説も面白い作品はありますが
本人のみならず家族や友人もプライバシーを書かれて
迷惑するので
個人的には抵抗感があります

  • 2004年12月08日水
  • URL
  • 管理人S
  • 編集

無題

北村薫さん、読みたいんですよね〜。
なかなか読む機会がないです。

というより・・・最近、本読んでいない!?

無題

なるほど、覆面作家ですか…
そもそも人間というのは色々キャラを作ってる代物だそうで、それがエスカレートしたものと受け取ってるところもありますねw
ある意味ミステリアスに感じるんでそういう作家も魅力的ですよね。
だってヘタしたら回りに作家さんがいるかもしれないし(笑)

無題

コメント返しいくつか。
>>chaeley様
経験があると深みのある物になりますよね。
>>みっちょ様、まゆ魔女様、風峰様
作者と登場人物をどうしても重ねがちになったり、作者の顔が浮かんできて純粋に読めないものもありますし。
>>仲達様
いくつものPNを使い分けてる、というのは日本の作家さんじゃあんまりいないように思います。海外じゃ10個以上使い分けてる人もいるようですが・・・。
>>kurama様
ひとりの作者で男女名を使い分けてる・・・うーん、いたかなぁ・・・。寡聞にして知らないです。

無題

続き。
>>管理人S様
周囲の人間を巻き込んでうんぬん・・・
それは出版差し止めくらった某女流作家ですか?まともに読んだことがないのですが・・・。
>>tenko様
本を読むのは時間がいりますしね。TVとかと違って受け身でいられないので余計に大変かも。
>>赤川様
みな作家です。

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