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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.25.00:44

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05.04.09:10

死して屍、拾うもの「あり」。

日本人の平均寿命は、世界でもトップクラスになっている。
女性で84.6歳。ものの本によれば、向こう60年の間に100歳の大台に乗るのではないかと言う。

現実には、「生きている」のか「生かされている」のか分からない状態の人も多い。
充実した<生>を送っていると言えるのか?
どちらがいいことなのかは分からないし、立場上、言及することはできない。

自分のことであれば延命などごめんこうむる。
でも、愛するひとには少しでも長く生きて欲しい。
残されるものたちのエゴ。

しかし、どうあがいてもいずれはゴールはやってくる。
トップでリボンを切れるか、不本意な順位で終わるか、それは分からない。
でも、ゴールのあとに、ウィニングランでもう一周くらい走りたい。
その時には、本レースではまず体験できないことを体験してみたい。
それがひとの役に立てるのならば、なおさらのことだ。

今日の一冊。
「死体はみんな生きている」
(メアリー・ローチ、NHK出版)

手術の練習台、医学生の解剖、車の衝突実験から、はては堆肥(コンポスト)まで・・・。
死後でなければできないこと、死後だからこそできる、生きているひと達への貢献を、きわめて率直に述べた書。

自分の生きた証をどこかに残したい、と思う。
たとえその証を自分の目では見られないとしても。

BGM.
Animal Lover
by The Residents
Mute US B0007LLP06

リンク先のレビュアーも指摘しているが、あくまでもこれは諸外国での話であり、日本人の感覚では「とんでもないこと」になるのが大半であろう。
かつて問題となった、いや、本当は今でも問題である脳死患者からの臓器移植を例にとっても。
脳死判定基準を満たしたとして、それが本当の<死>であるのか?
都合のいい臓器バンクをキープしているだけではないのか?
さまざまな問題提起は、現在も続けられている。
移植をしなければ助からないひとたちが、たくさんいるとしても・・・。

以下、個人的な意見として。
時折新聞で「○●ちゃん募金」というような、海外での臓器移植を受けるための必要経費をつのる記事を見かける。
多くは拡張型心筋症などだ。
ジャーナリズムから見れば美談なのだろう。
しかし、そうやって海外に日本人が行くことで、本来受けられるはずの「その国の同じ病気の人」が後回しにされる現実。
そして、「わが子のためなのに、そういう募金すらつのらない」と言われるかもしれない、
同じ病気の子供を持つ親の気持ちはまったく考慮されていない。

これ以上は長くなるので、またいずれ・・・。
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無題

ボディファームとかそういう関係の話かな…。
個人的には献体してもいいんですが、家族が許さないだろぅなぁ、、(・ω・)

無題

 こんばんは。
 脳死の問題にしろ、移植の問題にしろ、いろいろと考えてしまいます。
 自分自身、未だに答を出せないでいる問題ですね。

 ところで、今回のタイトルは、『大江戸捜査網』のもじりでしょうか?

無題

臓器も金次第の現実。日本はそういう面でも金持ち国家だと思われているんでしょうね。

  • 2005年05月04日水
  • URL
  • はねもね
  • 編集

無題

献体した亡骸の中には、“プラスティネック加工”を施されて、“人体の不思議展”なんかで展示されている場合もありますな。オイラは何回かコレを見に行った事があるんだが、もしオイラが亡くなった後、こういう場所で晒される事になったら…と思うと、“せめて死んだら跡形も無く粉砕して、大好きな北海道・日高の山々に撒いてくれ!”と言いたくなるなぁ、マジで。

  • 2005年05月04日水
  • URL
  • Stray Horse
  • 編集

無題

私が死体を初めて見たとき、それは解剖実習でした。
初めは死体に対してマイナスイメージしかなく、あまりに衝撃的で献体する人の気持ちが理解できませんでした。
でも、死後に献体を考えていらっしゃる方々とお話しした際、「生きている人たちの役に立ちたい」と言うようなことをおっしゃっているのを聞き、その言葉がジーンと心に響いたのを覚えています。
淡々と何気なく終わった解剖でしたが、その御遺体はそういう方々の熱い想いの塊だと思うと胸が熱くなりました。
この本を読むと、もっともっと死体のすばらしさを実感できそうですね。

無題

先日88歳になる祖父が入院しました。脳梗塞です。
幸い軽かったということで二週間程度で退院できるとのこと。「人間やめな治らん」って毎日つぶやいてますが…。
まだまだゴールは先のようでほっと安心してます!

送信できませんでした。からかわれたのねぇ〜(>_<)(笑

無題

身内や大切な人の一部として生き続けるのであれば
そうなった時は快く何でも提供するでしょうが、
そうでなければ全て一気に終わらせてあげたいと思います。

マスコミが騒ぎすぎですよね・・
ひとりが救われたとてみんなが救われたわけじゃないのに。
募金から何から騒ぎをおこすことで他の患者やその家族に
希望を持たせることが出来るとでも思っているんでしょうか。

無題

深い話題ですねえ。

死体(あまり好きな言い方ではないですが)といえば
実父の葬儀で、遺体に触りました。
知ってる人間の体がここまで冷たくなるのかと
怖いような驚きを感じたことを思い出します。

自分の生きた証・・・
名を残すなんて事もないだろうし
残していく家族がどう思うか
知人たちがどう思うか。

・・・二日酔いの頭には難しい話だった(笑)

無題

繊細な話題ですね…
募金を募って海外へ向かった方の気持ちは
痛々しい程様々な思いを十分抱えていることは事実だと思います

できる=やって良い とは限らない場面も多々ある医療の現場…

しかし実際に動き出した歯車に 乗った 方々が居ることを忘れてはいけない…考え込んでしまいます

無題

 現代西洋科学では、人間の「いのち」について明確に定義されていません。
 そのような状況下で、人間がどのような状態になった時に「死体」になったと定義しているのでしょうか。
 また、精なる神の病「精神病」という臓器はどこにあると定義されているのでしょうか。そして、「神経」という神の経は、どこにあるのでしょうか。
 その答えは、どこにも見当たらなかったとされています。また、西洋科学が非科学だとする「たましいや霊魂」と「精神」という臓器とを分けられる根拠は、どこにもありません。
 西洋科学は幻の臓器を設定して、西洋科学の正当性を補うための方便を、造作したにすぎなかったと言えるのです。
 このような疑問点を一切無視して臓器移植を推進する現代西洋科学(医学)界の言い分には、いささか無理があると思っているのは私だけでしょうか。

無題

ん〜、考えすぎると話が違う方向へいきそうになりますdeathが・・・・・

献体、個人的には屍になった後はどうされようといいんですけど、たぶん家族身内がなぁ・・・・・
最期ぐらいヒトのお役に立つほうがよいですな。

>>「○●ちゃん募金」・・・・・
仮に自分の子供が同じ状況におかれたならば、どうするか?

無題

シァシリシァ?シイシヲ茯シイシヲ?シノシヲシッシヲシ狆ヲシケシヲシチシ」シ・シヲシオシヲ?シュシヲ?險??シケシヲシアシヲシノシヲシサシ」シテシ」シ」

無題

お邪魔します。
エログだけのランキングサイトのElog Rankingです。
よろしければご参加ください。

無題

7年ほど前から臓器移植カードだかを持ち歩いてます。
親の同意をとってませんが・・・。

思えば何か「行動しなければ、貢献しなければ」という強迫観念で持っているような気がします。

こういう命題っていうのは答えがあろうがなかろうが、それぞれが問い続けなければいけないんでしょうね。
変な義務感だけでカード持っているのがちょっと恥ずかしく思う年頃です。
それでも破棄はしませんけど。

無題

腎移植、肝移植を必要とされる患者様方へ

中国国際移植支援ネットワークセンターでは毎年腎移植だけでも100例以上、
肝移植で20例程度日本人の患者様方のサポートをさせていただいております。
最近ではヤフーやグーグルでも最も信頼されるサポートセンターとして常にTOp
のアクセスを頂いております。
まだまだ日本では多くの患者の方が中国での信頼できるサポートセンターを知ら
ないがために、移植待ち待機患者として何年も順番待っておられます。
透析5年を超えると動脈硬化や合併症等と伴って移植における危険性も増えてき
ます。
移植ができる内に対処すべきことは言うまでもありません。もちろん一般の患者
の方々はこちらの実態を知らないですので当然の事だと思います。
先日お越しになられたO型患者は以前こちらで移植された患者のご紹介でした
が、単身でお越しになり、3週間で移植を終え元気に飛行機で帰って行かれまし
た。この患者は”こんなにスムースに移植ができて元気になれた自分が信じられ
ません”と感激ひとしおで、さらに”目がとてもよく見えるんです”と移植にお
けるそれ以上の副次効果になれ、患者様が喜ぶ他にはありませんでした。
現在中国でも外国人枠に関して衛生部の指示により、中々以前のようにスムースに運ばなくなっている現状がありますが、当支援センターにおいては、現在も
当該関係を保有しております。
12月と1月は1年で最もドナーのでる時期であり、患者様にあっては
唯一待機時間が少ない時期となります。お仕事をお持ちになられる患者様方には2,3ヶ月の待機は難しい事となります。もし移植をお考えでありましたらこの
時期を逃さないでください。
こちらの移植センターでは全て日本人スタッフが24時間看護をします。
まずは一度ご自分の目で見て頂きたいと思います。こちらには往復5,6万来るこ
とができます。病院は上海復旦大学付属中山医院、中国最大急の最新鋭の施設を
持った病院です。こちらをご見学頂き先生に移植の有無を確認頂ければと思いま
す。
患者の皆様方に透析のないすばらしい第二の人生を築いて頂ければと、スッタフ
一同願っております。
取り急ぎご連絡まで

所在地:中国遼寧省瀋陽市瀋河区恵工街124号中韓ビル16階5 、6室
電 話:86-24−22514701 22514702 22514703
Fax :86-24- 22514760
サポートセンター上海事務所
電話:86-021-64741273 64033769
FAX:86-021-64741267
e-mail
URL :http
※国際電話の掛け方(86は中国国番号です。日本からお掛けになる場合はKDD等の国際通話番号を回した後、86からお回しください。)

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