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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.26.23:00

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11.29.00:07

新解さん「たち」の謎

普段から特になんの疑問もなく使っているもの。

例えばコンピュータ&ネット。
OSとハードの発達のおかげでほとんど専門知識がなくてもある程度使える。
でも、今回(04.11.28)のblogサーバの問題みたいな事が起こると手も足も出ない。

例えば車。
外見やスペックでのえり好みはするが、根本の<メカ>に対する知識はほとんどない。エンストしたらJ○Fのお世話になるしかない。
それでも日々足として使っている。

そして言葉(日本語)。
使い方は次第に変化してきているが、普通に話す分にはさほど困らない。
分からなければその場で相手に訊くこともできる。
でも「読む」場合になると、知らない言葉が飛び出してきたら自分で調べるしかない。
そこで出番となるのが辞書。
国民的辞書の「広辞苑」、{新解さん}でおなじみ「新明解国語辞典」など。

しかし、ふりかえって考える。
何の疑問もなく使っているもの、でもある<辞書>も多くの人の手になるものである。
とすると、そこにはさまざまな「思惑」「事件」が埋まっているのではないか?
闇雲に信じていいのか??

今日の一冊。
「国語辞書事件簿」(石山 茂利夫、草思社)
日本語が「いろは配列」から「五十音配列」に変わった時期の辞書はどうなっていたか?
「改訂版」「増補版」「欠陥版(?)」のあぶり出し。
「広辞苑」の親本となった辞書は三冊ある??
丹念な調査・取材から、これらの真実を掘り起こしている。

いわゆる<謎本>や<トリビア本>と違い、読み手を選び、かつ努力を強いる本ではある。
出来のいいミステリを丹念に読み解く、そんな心地よい努力。
たまには酔いしれてみてはどうだろうか。

BGM.
in between
by JAZZANOVA
SONY AICP-257

ちなみにタイトルは赤瀬川原平「新解さんの謎」のパロディ。
「新解さん」の新しい版が出てるみたい(本日の?朝日広告)なので、「謎」もver.2が出ないかな?
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無題

 こんばんは。
 ようやく、元に戻ったみたいですね。

 仕事柄、辞書をひく機会が多いのですが、やはり何冊か用意しておいたほうが「無難」だという結論に達しました。

  • 2004年11月29日月
  • figaro
  • 編集

無題

辞書は毎日使いますから、気になる本ですね。
個人的には、英和・和英辞典を‘解剖’した同様の本があったら、十倍気になります。

  • 2004年11月29日月
  • URL
  • 菜園チスト
  • 編集

無題

これは、かなり気になります。
ただ、私にそのミステリーを読み解くことができるのかが問題です。(汗)

無題

本題とは関係ないですが
in between/JAZZANOVA
このアルバム良いですね。

無題

↑同意

無題

何だか面白そうな本ですね。
一応これでも日本語系の学士ですから。

個人的にお気に入りなのは講談社より出ている『類語大辞典』ですね。
何か文章書く時にはホント重宝します!

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