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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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03.29.23:24

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05.24.09:15

忘れてはいけない・・・

<紀元>になってから2000年弱の人類の歴史。
決して長くはないが、短いものでもない。
途中で起こった様々な出来事が、あるものは鮮明に記憶され、あるものは薄れていく。

仕方のないことではあろう。
すべての記憶をもつことができない以上、そこには取捨選択が存在する。
どんな基準で残り/忘れられていくのだろう?

華やかな出来事・未来への第一歩となった出来事は残りやすい。
逆に、なかったことにしてしまいたい出来事は、忘れられやすいかもしれない。

しかし、「なかったこと」にしてしまうと、同じ轍を踏む怖れが高い。
あえて残し・向き合い、未来への決意を新たにする。
繰り返してはならない、と・・・。

今日の一冊。
「アウシュヴィッツ博物館案内」
(中谷 剛、凱風社)
(本の目次はこちらから)

「負の世界遺産」として登録されているアウシュヴィッツービルケナウ強制収容所(現在は一部が博物館として公開)。
その博物館唯一の日本人公式ガイドが案内する、ありのままの<負の遺産>の姿。

決して忘れてはいけないことがある。
たとえ心に針が突き刺さろうとも。

日本にもこんな博物館がある。

歴史修正主義と呼ばれるものがある。第二次世界大戦当時の日本ーアジアの関係をどうとらえるか?も一部これに入るのかもしれない。
有名な話として、「アウシュヴィッツにガス室はなかった」という記事を掲載、一気に廃刊に追い込まれた
<マルコ・ポーロ>という雑誌の事を覚えている方もいるだろう。
詳細はこちらをご一読いただきたい。
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無題

ほぉ、アウシュビッツのガス室ももめてるのね。。
勉強になりました(*´ノェ`)コッソリ

無題

ユダヤ人虐殺は800万人にも及ぶと言われていますが、人口統計をみていくと、かなりおかしな数字だとわかるそうですね。
歴史というのはなかなか難儀です。

  • 2005年05月24日火
  • URL
  • はねもね
  • 編集

無題

負の遺産、目をそらしたいけれども、こんな時だからこそきちんと受け止めて、
自分の中で消化しないといけないなと思いますわ。
じゃないと、未来に進めない気が…。

無題

アウシュビッツですらこうなんですか・・・。

当時の現実を探ろうとするだけ無駄なのか?と思ってしまいます。
大東亜戦争に関する本を多数読みましたが、「自分の中の真実」なんてまったく見えてきません。
それどころか、どんどん頭が混乱していく一方です。

無題

 こんばんは。
 過去に目を閉ざすものは…、という言葉もありましたね。
 記憶力の欠落は、時に罪だと思う今日この頃です。

無題

アウシュヴィッツービルケナウ強制収容所、先ずは自分の目で確かめるためにポーランド系ユダヤ人建築家Daniel Libeskind(両親はホロコーストの生存者)の手によるユダヤ博物館http

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