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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.20.15:23

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03.18.08:25

ネコの額に建つウサギ小屋の中の大宇宙

異国の文化というのは,とても奇妙に見えるものが少なくない.
そこには様々な思想・価値観がブレンドされている.
いかに非合理的にみえても,いかに無駄にみえても.
異邦人であるわれわれには決して理解のできない<壁>が存在する.

ひるがえって,異邦人(ここでは欧米人に限定)からみた日本はどうか?
特に住環境.
彼らから見れば信じられないような狭い空間に,信じられないような小さな家を建てている.
しかし,小さな空間を最大限に活かそうとする計算された試みは,時に彼らに驚嘆をもたらす.

今日の一冊.
「Space-Japanese Design Solutions for Compact Living-」
(Michael Freeman/Michiko Rico Nose,Universe Pub.)

日本人デザイナーが創造した,「狭さに対する感覚・文化」を最大限に活かした住居空間の数々をアメリカ人の目を通して紹介.

ミクロコスモスの中のマクロコスモス.
そこに魅せられるのは洋の東西を問わない.

上記の本では,どちらかというと「侘び」「寂び」といった言葉が浮かんでくる.
濃密なカオス・曼荼羅のような日本の住空間,という意味では,以前こちらの記事で紹介した「TOKYO STYLE」(都築響一,ちくま文庫)の方がおススめだろう.
両方を一度に見せたら,欧米の人たちはどちらに驚嘆するのだろうか?
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無題

猫の額とはよく言ったもんです
人差し指一本で隠れますから…爆

無題

「異文化」を奇妙に感じる事って大いにありますよね。
だから「異文化」なんですけど。。。
自分的には自宅の中を土足で歩くっちゅうのが堪りまへん。

無題

 狭いながらも楽しい我が家。
 って、歌がありましたね。
 でも、あれってもともとアメリカの歌では。
 ということは、狭さの概念も大きく違ったりして…。

無題

所有地から原油が出るほどのお宅のお嬢様カーリー西條は、日本の4畳半間でコタツに入ったとき、「酸欠」になりかけたそうです。ウチに招待しても酸欠になっただろう・・・。

  • 2005年03月19日土
  • URL
  • マメオ・ハハ
  • 編集

無題

タイトルに惚れました。

…あっ、本のタイトルじゃなくて、投稿のタイトルの方ね。

無題

こんにちは(^О^*)
そうですね。日本の家は他国から見ても本当に小さいですよね。
でも、リフォーム番組を見てても思うのですが、
日本の家ほど計算され尽した家はそうないと思います。
やっぱり技術とアイデアですよね。

無題

クロコそうした?
もsay_say_sayん無能&say_say_say&こsay_say_say飼育箱みたいな仕組みを自前で用意するって言うのはやめて欲しい…

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