01.25.03:37
|
06.05.10:22
良薬は口に苦し、という。
身体にいい、と言われれば、多少の飲みにくさや苦痛は我慢しようと思う。 ほんとうに「いい」のかどうかは、おそらく分からないのだが。 100人が「いい!」と力説しても、その影に100倍くらい「効果なし!!」と言う人がいるのかもしれない。 100人の方が偽薬(プラセボ)効果が出ているだけでは・・・? 口からものを入れる、という行為。 率直に<食べる>と言い換えてしまおう。 ひとの三大欲求のひとつであり、程度の差はあれ、なくてはならない&避けられない行為。 ならば少しでも美味しいものを、と求めるのが人間の性だろう。 一時期ほどではないが、グルメ絡みの雑誌・TVは枚挙にいとまがない。 厳密には「万人の舌を唸らせる」ものはないはずなのだが、それでも 「美味し!」と紹介されれば食べて/呑んでみたくなる。 だが、その正反対の味を紹介されたとしたら・・・。 今日の一冊。 「不味い!」 (小泉 武夫、新潮社) 本来は醸造学・発酵学の専門家であり農学博士、東京農業大学醸造科学科発酵生産科学研究室の教授でもある「日本の誇る<味覚人飛行物体>」たる著者が、「不味い」ものを真正面から紹介し、その理由を分析・論破した快心の一冊。 どう理由をつけても「不味いものはまずい」。 世にはばかることなく叫んでみたい。 BGM. まずいリズムでベルが鳴る〜そして僕は途方に暮れる from Frenzy by 大澤 誉志幸 EPIC ESCB-1460 実際にはなかなか面と向かって「不味い!」とは言えない。 しかし、それが高いモノだったりすると「金返せ!」と言いたくなるのも人情。 ・・・例えばビストロのディナーだったりしたら、その食事する空間・雰囲気・コンシェルジェなどのサービス、すべてをひっくるめての「値段」なので、料理の味だけでは判断してはいけないのかもしれないが。 それでも「・・・外したorz」と思うこともある。 恒例(?)インタラクティブ企画。 「あなたが今までに一番<不味っ!>と感じたモノは?」 僕の場合・・・かつての給食で出た「グリンピースご飯」だろうか。 最初の一口、そして噛んでいるうちに妙な青臭さと歯触りが口いっぱいに広がり、中座してしまったことがある。 それ以来、グリンピースは苦手。 イナゴの佃煮とか蜂の子の炒め物、あとは野ウサギの焼き肉、なんてのはそれほど抵抗なく、美味しかった。 同じ著者の 「中国怪食紀行ー我が輩は「冒険する舌」である」 「アジア怪食紀行ー「発酵仮面」は今日も行く」 「地球怪食紀行ー「鋼の胃袋」世界を飛ぶ」 (いずれも<知恵の森文庫>) あたりもおススめ。 PR
|
みんなが美味しいと言う、レバーが嫌いです。 |
うーーーん・・・ |
某ビジネスホテルの朝食バイキングで食べた |
からすみ。 |
給食で出たパンプキンゼリー。 |
クラムチャウダー |
こんばんは。 |
イナゴやタガメよりも給食のカレー+ソフト麺!ありゃ涙流しながら喰ってますた。当時は人気メニューだったんですけど、どーしてもダメだった。 |
自分は何時も給食ですね。 |
コップに入っていた消毒薬。 |
大沢誉志幸、書きたいんですがジャケ写がなくて躊躇しています。 |
まったく同じ定食を頼んでいるのに、 |
うん、ひやで一杯… |
|
|