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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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03.29.15:33

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08.16.09:04

「コギト・エルゴ・スム」では割り切れない・・・

今、僕の目の前にはノートパソコンがある。
その画面と向き合いながら、キーボードを叩き、この文章を書いている。

休み明けの仕事場。
こもった空気を追い出すようにエアコンが動いている。少し涼しすぎる。
英会話のCDを聴き流しながら、今日の仕事の予定を考えつつ。
視線はディスプレイに向けたまま。
傍らに置いたペットボトルの水を一口。硬水なので口に残る。この感じが好きだ。

五感をフルに稼働させながら、僕は世界とつながっている。
でも・・・
こう考えている<僕>は、いったいどこに存在するのだろう?

今日の一冊。
「脳の彼方へー神経心理学の旅ー」
(ポール・ブロックス、青土社)

臨床神経心理学者である著者が、「意識」とは何か/「自分」とは誰か・・・を彼の出会った症例と豊かな想像力をもとに探る。

われ思う、ゆえに我あり。
そんな単純な世界ではないこと。
それは<僕>が一番知っている。

・・・たまにこういう観念的な文章を書いてみたくなったり。
読んでる方は「え?」と思われるかもしれないけれど・・・。

この類いの本で一番有名なのはオリヴァー・サックスの諸作品であろう。ただ、僕は読んだことがない。

実際のところ、外部から与えられている情報を脳で認識することで<外>を感じているのがわれわれ。
その情報が本物だという証拠はどこにもなかったりする訳で。
では、認識する部分(ぶっちゃければ、脳)さえあれば人間の<個>があると言えるのか?
このあたりは、倫理観その他も含め非常に難しい問題だと思う。
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無題

硬水がお好きななんですね。

口のなかでしっかりと主張する硬水、
喉を通っておなかの中に落ちる感じ、
うまぃ!っと唸りたくなります。

私の脳はどうやら単純にできるらしいですぅ(汗)

無題

自分を含めありとあらゆる個体は実際「無」であって、
「在る」「有る」というのはまやかしに過ぎないのかも。
宇宙や時間は無限であるのに
私たちだけ限りがあるのはおかしいと思いませんか?
…なんてあまりに夢のない話だからよそう^^

水は「六甲のおいしい水」が好きです。

無題

修正。マヤカシではなくキセキか…
おやすみなさい。

無題

んん、読んでみたいぞ。
彼方は宇宙か・・・
妙に第六感が働くときもあったり。

無題

いやぁ、興味深い話ですね!
ここにあげられている本、読んでみたいと思います。
存在ってなんだろーと思うと、ハイデガーのことを思い出します。
いろいろ読んだら、答えがでるかなぁ。

無題

この世の全ては疑い得るものなのdeathかな?(w)

無題

 こんばんは。
 自分自身という存在に、日々疑問(疑念)を抱きつつ、でも、死(意識の消滅)を恐怖し続ける自分もいる。
 この矛盾多き存在…。

無題

ラヴログダメダメ
コメントも書きにくくて時間がかかります^_^;


巨大な尺取虫の幻覚をしらふで見てから
自分の感覚と現実はずれていると
思っています
ないものを見たことはまだあります(小さい人間)
オーノー!<(_ _)>

  • 2005年08月17日水
  • URL
  • 管理人S
  • 編集

無題

オリバー・サックス、評判になりましたね。
かくいう私もパラパラっと見ておしまいだったりしてますが。。。
そういえば「利己的な遺伝子」も読んでおらず。

「意識の座」なるものは確かに常識科学的には脳なんですが、それだけでは完結できないものがあり。それゆえでしょうか、このくらい探求ベクトルがバラバラに向いてるものってないですもんね。

  • 2005年08月18日木
  • URL
  • エイタロ
  • 編集
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