02.03.16:08
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02.22.09:08
人間の想像力には限界はない。
ただ、それまでに築き上げられてきた「常識」の壁を壊すのは難しい。 あまりにも異端ととられれば、他の誰からも理解されないからだ。 インスタレーションとよばれる表現方法もそのひとつだろう。 <空間>そのものを体験する(させる)手法は以前からあったのかもしれないが、美術として認められるのは1970年代まで待たねばならなかった。 特定の場所で、その時期にしか体験することのできない異世界。 映像技術の発展とともに、その世界はさらに深淵度を増している。 そんなビデオ・インスタレーション・アート(厳密にはメディアアート)の父と言われたナムジュン・パイク氏。 日本で公開された作品のいくつかを目にしており、個人的にはこの分野の原体験ともいえる。 1月30日、氏は新たな創造のための空間へ旅立たれた。 やや遅きに失するが、大いなる先駆者の足跡を、僕の空間にもとどめておきたい。 PR
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02.18.09:08
僕は楽器の類いが一切(と言っていいほど)できない。
両手両足をまったくバラバラに動かす・・・どころかこのセットをたったひとりで縦横無尽に叩きまくるTERRY BOZZIO。 Tabla Beat ScienceのDVDで神業としか言い様のないタブラを聴かせるZakir Hussain。 このあたりの<神>は別としても、多くの「音楽少年」たちが一度は憧れた(であろう)ギターにも、触れる機会がなかった。 それでも、心の中に一本のギターが置かれている。 そして、奏でられる時が来るのを待っている。 ・・・同じような思いをしているひとは、世界中にいるらしい。 ギターを弾く演技、いわゆるエア・ギターの日本公式HPなんてものができている。 さらに、そのエア・ギターから本当に音が出るヴァーチャル・エア・ギター(日本語の紹介記事はこちら)まで出現している。 テクノロジーが夢に追いつく。 あとは、ふりしぼる勇気が、あるかどうか。 |
02.04.09:02
光るメダカの輸入が問題とされている。
メダカに緑色の蛍光を発する蛋白質であるGFP(Green Fluorescent Protein)の遺伝子を組み込んだのだろう。 僕は同じものを組み込んだ実験用マウスを見たことがある。 カルタヘナ法により規制されている、とのことだが、それ以前に売られていたものはどうなったのだろう? また、沖縄に入り込んだウリミバエ根絶のために、放射線照射で不妊化したハエが大量に作られ、野に放たれた。 「不妊化したものなら、後にその遺伝子が残らず、生態系に影響を与えることはない」 という理屈だろう。 しかし、ひとつの種を(元々の生息地ではないとはいえ)根絶する、というのは大きな影響ではないのか? さらに、かれらを運んだベクターは、いったい誰なのか?? <産めよ殖やせよ地に満てよ>を実践してきた特殊な生物。 振り返って考えることが、あまりにも多すぎる。 |
01.27.07:56
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01.19.08:16
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