02.03.01:08
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01.22.22:07
一度だけ 国会図書館に行ったことがある。
「すべての出版物を保存」するために作られた図書館。 その当時は、未成年者は駄目で、しかも入り口で荷物は全部預け、どうしても必要なひとのために透明なビニールバックを貸し出していた。 とある雑誌のバックナンバーから、連載小説を全部コピーするつもりだったのだが、コピーの手間とその値段に驚き、あきらめた。 これだけネットが行き渡り、ひとが本を読まなくなってきているのに、出版点数は右肩上がり。 すでに一年間の発行点数は「ひとりのひとが一生に読める数」を凌駕している。 その本をしまいこむのは、図書館。 一冊いっさつの中にさまざまなドラマを埋め込んだ本をしまう図書館にも、もちろんドラマがある。 建設され、破壊され、そしてまた再建され・・・。 まさに波瀾万丈。 今日の一冊。 「図書館の興亡ー古代アレクサンドリアから現代までー」(マシュー・バトルズ、草思社) アレクサンドリア時代のパピルスから現代のデータ化された書物まで、それぞれを収める<図書館>とそれをとりまく人びとの、時に愚かな・時に感動的な物語。 時空を越えた、壮大な知的空間を彷徨する自分。 そこに、自分の存在した証を刻めるようになりたい。 BGM. nothing's lostby styrofoam morr music <バベルの図書館>について補足。 もともとはホルヘ・ルイス・ボルヘスの掌篇に登場した、「この世のすべての本が収納された図書館」。 のちにウンベルト・エーコの「薔薇の名前」にも影響を与えたとされる。 かつて 国書刊行会から <バベルの図書館>という名の叢書(全30巻)が出たこともある。 今では非常に入手困難だと思うが、機会があれば手にとってみてほしい。 PR
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国会図書館、まだ当分キャパシティはあるのでしょうか? |
国会図書館一回行ってみたいんですよねー。 |
こんばんは。 |
いや |
図書館の歴史、面白そうですね。 |
国会図書館、通いました |
国会議事堂周辺はいつも通っているのに |
図書館最近行ってないですねー。 |
関西に国会図書館ができたとき、あ〜これで朝鮮史関係の本が思いっきりよめる〜と期待していたのですが。 |
東京にいるというのに、国会図書館へ未だにいったことがないです。 |
自宅から徒歩10分で行ける市立図書館を自分の書庫だと思ってます(笑) |
目指しますヽ(´ー`)ノ |
ありがとうございます>>all。 |
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