02.04.17:40
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11.29.00:07
普段から特になんの疑問もなく使っているもの。
例えばコンピュータ&ネット。 OSとハードの発達のおかげでほとんど専門知識がなくてもある程度使える。 でも、今回(04.11.28)のblogサーバの問題みたいな事が起こると手も足も出ない。 例えば車。 外見やスペックでのえり好みはするが、根本の<メカ>に対する知識はほとんどない。エンストしたらJ○Fのお世話になるしかない。 それでも日々足として使っている。 そして言葉(日本語)。 使い方は次第に変化してきているが、普通に話す分にはさほど困らない。 分からなければその場で相手に訊くこともできる。 でも「読む」場合になると、知らない言葉が飛び出してきたら自分で調べるしかない。 そこで出番となるのが辞書。 国民的辞書の「広辞苑」、{新解さん}でおなじみ「新明解国語辞典」など。 しかし、ふりかえって考える。 何の疑問もなく使っているもの、でもある<辞書>も多くの人の手になるものである。 とすると、そこにはさまざまな「思惑」「事件」が埋まっているのではないか? 闇雲に信じていいのか?? 今日の一冊。 「国語辞書事件簿」(石山 茂利夫、草思社) 日本語が「いろは配列」から「五十音配列」に変わった時期の辞書はどうなっていたか? 「改訂版」「増補版」「欠陥版(?)」のあぶり出し。 「広辞苑」の親本となった辞書は三冊ある?? 丹念な調査・取材から、これらの真実を掘り起こしている。 いわゆる<謎本>や<トリビア本>と違い、読み手を選び、かつ努力を強いる本ではある。 出来のいいミステリを丹念に読み解く、そんな心地よい努力。 たまには酔いしれてみてはどうだろうか。 BGM. in between by JAZZANOVA SONY AICP-257 ちなみにタイトルは赤瀬川原平「新解さんの謎」のパロディ。 「新解さん」の新しい版が出てるみたい(本日の?朝日広告)なので、「謎」もver.2が出ないかな? PR
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こんばんは。 |
辞書は毎日使いますから、気になる本ですね。 |
これは、かなり気になります。 |
本題とは関係ないですが |
↑同意 |
何だか面白そうな本ですね。 |
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