01.24.12:35
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06.08.09:09
文系と理系の違い、というのが少し前にこちらのお方やこちらのお方、こちらのお方のところで話題になった。
ぼくの仕事は世間的には<理系>の範疇だろう。 しかし、実際の思考回路は<文系>に近い。 「Black or White」ではなく、その間の「灰色」を眺めて思考の海の中をただよう。 すべてが割り切れる世界はつまらない。 そして、「0」と「1」は、互いを補完することで世界を成り立たせている。 どちらが欠けても、未来はやって来ないだろう。 今日の一冊。 「デジタル技術が支える人類の記憶-世界遺産 古都ドレスデン-」 (慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ総合研究機構・編、都市出版) 慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ総合研究機構(DMC機構)が2005年5月に手がけたシンポジウム、 『世界の鏡〜デジタル技術が支える人類の記憶継承システム〜 ドレスデン聖母教会堂の復活とドレスデン国立美術館・博物館機構(SKD)の新たな挑戦』。 この記録を中心に、人類の記憶と歴史を残すためのデジタル技術の可能性を考察。 失われた歴史、残される記憶。 仮想と現実の狭間に漂う『考える葦』たち。 すべての歴史と記憶がデータ化できるとしよう。 その『データの中で再現される世界』と『実際にぼくたちが生きている世界』は、果たしてどうやって識別するのだろうか? この辺りはSF関連では一種の思考実験(?)として、よく行われる。 日本代表として、長谷川裕一の「マップス」(メディアファクトリーMF文庫・全10巻)。 海外代表として、グレッグ・イーガンの「順列都市」(ハヤカワSF文庫)を挙げておく。 どちらも必読。 PR
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うんうん(^‐^) |
記事の紹介、ありがとうございます。 |
体育会系と文化会系もあったりしますが、仕事柄で言うと理系且つ体育会系の方のお仕事がオモロイですなぁ。 |
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