01.24.09:53
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01.17.09:15
今日、ひとつの事件に最終判決がくだされる。
以前こちらの記事でちらりと触れた<今田勇子>の最高裁判決が言い渡される日である。 前日の16日の様子は、こんな感じだったと言う。 面会した教授は、こうコメントしている。 「10年以上前と較べ、鑑定の技術は格段に上がっている。」 「改めて鑑定する必要性を感じた。」 ・・・これを言い始めたらキリがない、と思ったのは僕だけだろうか? 10年ひと昔、なんて言い方をしていたのは、それこそ昔のこと。 今では一年前の情報・価値基準すら覆されることが珍しくない。 まして、10年以上「監禁」されていた人間の精神状態が、<当時>とまったく一緒な訳がない。 ひとの心の闇を覗こうとすることは、専門家ですら困難を極める。 その時々で、新たな概念が持ち出されることすらある。 <今田勇子>の時には、こんな言葉が持ち出された・・・ 「人格障害」。 今日の一冊。 「人格障害をめぐる冒険」 (大泉実成、草思社) 「人格障害」という言葉の裏に封じこめられた時代/社会の影を追うルポルタージュ。 人がもっとも恐れるのは「ヒト」。 自分のセカイを破壊する「ヒト」。 もっとも、<彼>の件については、当時から様々な憶測が飛び交っている。 実行犯のひとりではあっても、単独犯ではないのでは?など。 他の政治的な事件から世間の目をそらすため、一種のスケープゴートにされたのではないか、との意見も多い。 今回の判決も、同じ日に耐震強度偽装問題の社長の証人喚問が行われるため、そちらから目をそらすのが目的では?との憶測もあったりするようだが・・・。 タイトルは1997年に起きたこの事件の犯人からの<挑戦状>の最初の一行からインスパイアされたもの。 (2005年1月17日13時57分追記) 確定したようである。 PR
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この報道を見ながら人の記憶は風化していくものだと少しショックでした。 |
> 日本の裁判の時間の長さにビックリした日でした。 |
現状の法律では人権を守ることが優先されますからね。死んだ人には人権(生きる権利)がないわけで・・・。犯人ばかりが保護されるんですよねぇ。 |
MMOだね |
う〜ん。 |
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