01.23.10:32
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12.13.09:20
日本は「他民族に優しくない」国ではないだろうか。
さらに言うなら、「白人に弱く、それ以外に冷たい」国。 <9.11>の直後、当時の職場に来ていたドイツからの留学生が警官に職務質問をくらい、派出所に強制的に連れて行かれた。 彼は職場の公用自転車に乗っていたのだが、それを見咎められたらしい。 ここで問題がひとつ。 彼は<ドイツ人>と聞いてイメージする外見(アーリア人)ではなかった。 詳しいことは聞いていないが、どちらかと言えばアラブ系の血筋が濃い外見であった。 その警官に喰ってかかりたい気がした。 「 彼 が 白 人 だ っ た ら 、 そ れ で も 職 質 し た か ? 」 ・・・と。 広島の小学生の事件が、これに拍車をかけるだろう。 事実、法務省は「犯罪を犯していないことの証明書類の提出」を義務づけるようだ。 しかしその一方、人身売買に関しては、日本はアメリカ国務省のレポートで監視対象の一歩手前に分類されている。 被侵略や移民の経験がほとんどない日本。 それが良かったのか悪かったのか、今となっては判断しにくい。 今日は映画のご紹介。 「愛より強い旅」 (2004、フランス、監督:トニー・ガドリフ) アルジェリアからの移民の子供である主人公(ロマン・デュリス)が、恋人(彼女も同じく移民の子供)とともに自らのルーツを求めてたどる、パリ〜アンダルシア〜モロッコ〜アルジェリアの、愛・希望・音楽に溢れた7000キロの旅。 12月17日(土)より、渋谷シネ・アミューズを皮切りに全国順時ロードショウ。 自分の心の中に見つけるもの。 音楽・旅・そして、向かい合う強さ。 こちらで案内されているとおり、関西限定の面白いイベントが進行中のようす。 同地区の方はぜひ参加してみてもらいたい。 僕はこの映画のことをサントラを介して知った。 (HMVはこちら) 実際に聴いてみると、かなり面白い。 ロマ音楽に限らず、何か新しい音を求めている人には、おススめの一品。 今回のタイトルは、この映画の原題。 ・・・まぁ、邦題の方がお客は入りそうだけど・・・。 なんの捻りもないカタカナタイトルよりもましかもしれないが。 でも、この映画のDVDタイトルが「バス男」っつーのはどーよ皆の衆?? PR
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白人以外への偏見は今だ強いような印象を受けますな。それを犯罪の動機に短絡的に結び付たがるようにも感じますし。 |
最近「寛容」と言う言葉がすごく気になります。自分の中で考えがまとまっていないので、筋道立てて説明できないのですが、私は「寛容」でありたいと思います。 |
仕事柄、各国の外人に接してますけどやはり皆が言うのは「日本人は目を合わせてくれない」って |
やっぱ、島国根性?、この一言です。 |
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