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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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05.19.23:49

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11.15.14:49

お客さまは「神様」ではない・・・

みなさんは「行きつけのお店」、というのはいくつくらいあるだろう?
書店に限らせてもらって、僕の場合は5〜6ヶ所。
普段の仕事帰りに気軽に立ち寄れる所から、いざという時の「勝負店」まで。
一番立ち寄るお店では、顔も覚えられているし、時折レジの女の子と他愛ない雑談もする。
(毎回購入する数が数だから、覚えられるのも無理はないのだろうが・w)

これは、そんなお店での、昨日の出来事。

少し対応のもたつく店員さん(男性)がいる。
頑張っているのが分かるし、大きなポカをやらかされない限りは生温かい目で仕事ぶりを見守っている。
その店員さんの仕事にクレームをつけている客(男)がいた。
いわく、「(頭が)足りないんじゃないのか」「あんなのを対応させるな」「クビにしろ」etc.・・・。
店中に響き渡るほどではないが結構大きな声で、こちらの耳にも聴くともなしに聞こえてきた。

『文句あるんならもうこの店に来なきゃいいだけの事じゃないか・・・』
内心つぶやきながら棚を眺めていると、その男の携帯が鳴った。
電話に出たとたん
「あ、お世話になっております」

・・・男 の 口 調 が 1 8 0 ° 変 わ っ た 。

「はい、はい・・・いえ、その件は・・・なんとかこれで・・・」
おそらく、仕事先(想像するに、何かの納品先)のお偉いさんからあれこれと注文を出されているのだろう。
しきりに頭を下げている。
そして、その電話を切った瞬間から、また前の口調で文句を言い始めた。

強者の立場から弱者へ投げつける言葉の暴力。
その「強者」が「弱者」に転換し、言葉の暴力を投げつけられる。
自分がどちらの立場にもなりうることが分かっていれば、他人にもっと寛大になれるのではないか?
もっとも、そう簡単にはいかないのが、エゴの固まりである人間なのだが・・・。

書店で見かけて、まだ買っていないこの二冊を、今度読もうと思った。
「モラル・ハラスメント−人を傷つけずにはいられない−」
(マリー=フランス イルゴイエンヌ、紀伊国屋書店)

「あなたは変われる−言葉や態度に傷つけられた心を救う本−」
(グレゴリー・L・ジャンツ、毎日新聞社)

ちなみに、ここまでの文章を書きあげたのが午前8時30分。
ざっとあちこちネットを覗いて、さぁ投稿!と思ったら
「404 not found」・・・orz。
そのまま仕事始めて、一息つけたのが投稿時間だと思ってもらえると有り難い。
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無題

 今、相手の事情を思い遣れない人が増えています。
 本来人は集団で生活する動物、都会と云う環境が有って初めて一人よがり出来る。
 自然の中での人間は非力である、お互いを思いやり社会を形成しなければ生きて行けない。
 技術の、文明の、進歩が人間を駄目にした。
 自分の鬱憤を弱い立場の店員さんにぶつける様な人は自然の中では死んで行くだろう。

  • 2005年11月15日火
  • URL
  • ゆっきー
  • 編集

無題

なんとも胸に痛い話です・・・
私も本屋の店員なもので。
店員はお客様に対し気持ちよく接するのも
サービスのひとつだと私は考えています。
もたつく対応にイラつく気持ちも理解できます。
しかし、そこで罵詈雑言を浴びせるのはやはり筋が違うのでは。
say_say_say さんの考えたとおり
二度とその店を利用しなければいいだけです。
これだけでも店にとっては大きな損害です。
店員、お客様、それぞれ事情も立場もあるでしょうが、
どのような位置にいるにせよ、常に目の前にいる相手のことを考えて行動したいものです。
「想像力」がない人が多すぎるよう感じます。

  • 2005年11月15日火
  • URL
  • けろきょろ
  • 編集

無題

相手どころか自分自身のことすら見えてこない人が
多すぎるなと思います。
人のこと言える立場ではないですね・・・

無題

こんばんは
「いるいる!こういう人!」って思って読みました。
社会人に多いですね。イヤらしいなぁと・・・
そして、頑張ってるその店員さんは応援したくなっちゃいます。

無題

こんばんは。
「店員に居丈高」「上司(取引先etc.)に低姿勢」って実は同じ事ですよね。
言うなれば「犬」です。(←あ、ヒドイ!?)
つまり、相手と自分の「力関係」で「地位の上下」を一瞬で決める...。
「力関係」が基準なので、思いやりとか品性の入る余地がないんですね。
こういう人が「清貧の学者」を尊敬したりは一切ありませんよね。
私は「夫(恋人)が居丈高に店員に怒鳴った」ら、かなり失望します。
ヘタしたら、その場で愛が冷めるかも...。
ついでといっては恐縮ですが、『イメージ・バトン』お渡ししてしまいます。

無題

こんにちは。
以前の職場で営業で客先を年始周りしていた時、
これと同じ経験をしました。
さっきまで私に強気だった取引先の人が、
後ろから入ってきた得意先のエライサンに平身低頭・・・
見事な早変わりにビックリしました^^;

無題

関係ないようで関係あるコメントで恐縮です<(_ _)>

福山雅治が新人で全然売れない頃、レコード会社経由で
ライブ客のサクラをやったのですが
彼は誰にでも全く同じ態度(ファンにも社長にも裏方にも・・・)
で、それもヘラヘラ笑っていて天然な感じだったので、
器が案外大きいと感じたのを思い出しました
聞いたところでは営業マンを2年やって親を養っていたので
結構苦労人で、それもあると思いますが。。
仕事は人格が伴わないと持続しないと思いますね

無題

弱い者達が夕暮れ、さらに弱い者を叩く&#12316;
という歌を思い出しました。

  • 2005年11月16日水
  • URL
  • はねもね
  • 編集
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