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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.18.17:16

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10.29.00:39

闇への誘い

性善説と性悪説。
もともと人間はどちらの存在なのだろうか。
「渡る世間に鬼はなし」(鬼ばかり、ではない、念のため)と
「人を見たら泥棒と思え」
の、どちらを信じていけばいいのか。

ひとつ言えるのは、完全な<善>の人間なんていない、ということ。
どこかに何がしかの<悪>を持ち、<闇>に憧れる。
光があれば闇はできるし、闇があるからこそ光が際立つ。
それが人間の心理、なのではないだろうか。
迷宮入りした犯罪に魅かれ、その犯人像に迫ろうとするのも、自分の中の<闇>がそうさせているのかもしれない。

で、今日の一冊。

「リジー・ボーデン事件の真相」(仁賀 克雄、河出書房新社)

<切り裂きジャック>と並ぶ、アメリカ犯罪史上最大の謎である「リジー・ボーデン事件」についてのノンフィクション。
<ジャック>は連続娼婦殺人事件、であったが、「リジー・ボーデン」は末娘が両親(実父と継母)を白昼に手斧でめった打ちにして殺した、とされるもの。
ただし、陪審員制度による裁判で、彼女は<無罪>となっている。

この本の中で出されている結論そのものは目新しいものではないので、意外性を求めると肩透かしをくらうかもしれない。
それだけは念頭にして読んでいただきたい。
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無題

性善説と性悪説。

良かれと思って行った事が<悪>
と判断される事もあり
時と場合の状況によっても
周りの人の判断は違うのでしょうね。

<善>:<悪>とはいったい何なんでしょう。

私も完全な<善>の人間なんていない
と思います。
又逆もしかりなのですが。

アルコールに犯された頭では
(以下前回と同じ)・・・。

前回、今回ともに
酔ったときのコメントですみません(汗)。。。

無題

あしあとありがとうございます、風峰です。

<善><悪>については私も若い頃よく考えました(といってもまだ20代ですけど……)。
そこである時思ったのですが、<善><悪>といった概念は宇宙が始まった時から普遍に存在し続けている絶対的な概念ではなく、所詮は人間が勝手にそう定義しただけのものですよね。
 人間から生み出されたものは、どうあがいてもその域を出ないわけで、ならば結果的に<善><悪>は全ての人間が内包している要素なのでは――というのが私の持論です(かなり論理に飛躍がありますが)。

 さすがに何が<善>で<悪>かは、その人によるのでよくわかりませんけど。
 稚拙な考察ですみませんでした。

無題

 フェイヴァリットに加えていただきありがとうございます。
 こちらも、加えさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか?

無題

ありがとうございます.

>>ニネさま
アルコールの入った時には本音が出るものです(笑).
善や悪,に限らずですが,ある行為がどう判断されるのかは,受け取り手の判断に非常に左右されます.
下世話な例えでいけばセクハラとかもそうですし.
「自分がされて嫌な事」というのが前提ですが,ヨン様にされるのと会社の社長にされるのとでは受け取り方が違うはず(どっちがどっち,とはあえて言いません・笑).
あと,価値観はその時代背景その他でも異なります.
ほんとに考え出すとキリのないものです.

>>風峰さま
いらっしゃいませ.
定義する<人間>という存在があるからこそ,様々な概念は生まれて来ているのだと思います.
これはSF小説になりますが,かつての地球は「平らな地面」であった(人々がそう信じていたから)のに,「地球は丸い」という概念が浸透したために地球は球形になった,とかですね.
宇宙が始まったのだって,「人間がそう認識した」からかもしれません.

>>figaroさま
どうぞ,こちらこそよろしくお願いいたします.

  • 2004年10月29日金
  • URL
  • say_say_say/
  • 編集

無題

コメントありがとうございました。
光と闇って離れられないのかもしれませんね。
だから、「性善か性悪のどちらか」ではなく、どちらもなのかも...

無題

 ありがとうございました。
 今後とも、よろしくお願い申し上げます!

無題

こんばんは。
なかなか難しいテーマですね。
善と悪。両方があって世の中はバランスが保たれているのかも・・・。

無題

ありがとうございます。

>>K-taroさま、jenekoさま

それをひっくるめたのが、愛すべき<人間>という存在まのでしょう。

  • 2004年10月29日金
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  • say_say_say
  • 編集
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