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03.16.09:05
5月20日(土)、全世界同時公開が決定しているダ・ヴィンチ・コード。
僕は基本的にこのテの<ベストセラー>は読まない。 結果的にそれを「損だ」というヒトもいるのだが、自分の価値観(美学?)に逆らって手を出すには、この世に存在する本は多すぎるのだ。 ひとつのベストセラーの影には、雨後の筍のごとく便乗本が出現してくる。 ネット書店でもこちらのように特集が組まれている。 検証本という形をとるものもあれば、逆に反証本としてまっこうから否定するものもある。 上手につかれている<嘘>を、「それは嘘だ!」と声高らかに叫ぶこと。 大人げない、と言われるかもしれない。 だが、扱っている題材が題材なだけに、僕のような非教徒には分からない「怒り」があるのだろう。 今日の一冊。 「<反>ダ・ヴィンチ・コード−嘘にまみれたベストセラー−」 (ホセ・アントニオ・ウリャテ・ファボ、早川書房) カトリック系週刊誌の編集長を務める著者が資料をもとに明かす、小説の矛盾・そこに隠された思想。 騙す快楽、騙される愉悦。 いずれも知識なくしては、できないこと。 前回の記事とも若干関連するが、「ダ・ヴィンチ・コード」も盗作として出版社が提訴されている。 ダ・ヴィンチとキリスト教のからみで他に有名なのは、トリノの聖骸布が中世に作られたもので、その作者(&写っている人物)がダ・ヴィンチだとするもの。 「トリノ聖骸布の謎」としてまとめられているので、興味のある方はぜひ。 このあたりのジャンルを含めて、世界各国にわたる(一歩間違うと妄想系の)話題をハッタリを効かせながら続けているのが「ゼローThe Man of the Creationー」(愛英史/里見桂)。 10数年の連載で単行本もすでに55巻出ている。 これから手をつけるなら、「ダヴィンチの封印ー隠蔽された史実ー」を含む選集5冊からどうぞ。 PR
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ダヴィンチ・コード本日読破しました |
便乗モノにはうんざりします。 |
あ、オイラもこの手のベストセラーは読まないですね。なんかベストセラーで面白かった本ってほとんど記憶にないんですよね。 |
ルーブルまにあの知人の話では、ルーブルに精通してると<騙す快楽、騙される愉悦>よろしくオモロイらしいですなぁ、、、、、読まないけど。wしかし映画は観る鴨。 |
私の場合、ベストセラー本は売り時逃すと不良在庫になってしまいますので、読む暇なく売りに出してしまいます・・・。 |
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