忍者ブログ

日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
03 2024/04 1 2 3 4 5 67 8 9 10 11 12 1314 15 16 17 18 19 2021 22 23 24 25 26 2728 29 30 05

04.26.05:28

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

12.25.09:18

ジャケット買い、衝動買い

ジャケット買い、と呼ばれる行為がある。
レコード(やCD)で、聴いたこともないモノをジャケットに魅かれて買う、というもの。
そこで当たり外れがあるのはご愛嬌。
そうやって<外れ>をつかまされて自分なりの嗅覚を養っていく。

厳密には<ジャケ買い>ではないかもしれないが、特定のアーティスト・写真家などの作品を追いかける場合もある。
海外だと有名なのはヒプノシスロジャー・ディーンキーフあたりだろう。

本でも同様のことがある。
特定のデザイナーやイラストレーターのカバー絵で買うこと。
カバーに魅かれて買った本が「当たり」だった時は、幸せこの上ない。

今日の紹介は、パリ(現在はスイス)在住の日本人画家である佐々木敦子氏の挿画による二冊。

「ホテルカクタス」(江國香織)
ビリケン出版ヴァージョン
集英社文庫ヴァージョン

「好きよ」
(柴田よしき、双葉社)

おそらく日本で佐々木氏の名前が知られるようになったのは江國氏の作品がきっかけ。
かくいう江國氏は、佐々木氏の絵を目にして、そこからインスパイアされる形でこの作品を書き上げたという。

猫も杓子も<コラボレーション>の時代。
本来の意味での「幸福な出会いとコラボレーション」がここにある。

日本初となる佐々木敦子氏の個展が東京・南青山のビリケンギャラリーで行われている。
光の使い方・空間の表現の仕方が絶妙。
実物を目にすると、えも言われぬ幽玄な世界に引き込まれる。
12月29日まで。足を運べる方は、ぜひ。

ちなみに、ギャラリーで魅了された一枚を衝動買いしてしまった。
お値段?それを言うのは野暮の極み。
PR

無題

 こんにちは。
 CD、ジャケット買いしてしまうことがあります。
 ただし、一応レーベルや演奏者を確かめた上でですから、純粋なジャケット買いとは言えないかもしれませんが。
 『ホテルカクタス』は、大満足の一冊でした、僕には。

  • 2004年12月25日土
  • figaro
  • 編集

無題

友達は日本酒をジャケ買いしてました(w)
かくいうワタシも・・・。

えへ?

無題

><外れ>をつかまされて自分なりの嗅覚を養っていく。
まったくもって同意!!
以前は「金返せぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜っ!」ということも何度かありました。
最近はウエブ上で試聴出来たりしてこのへんの感覚が鈍くなってるかも。
本のカバーに関しては村上龍と横尾忠則、奥村靫正なんかも幸福なコラボのように思えます。
↑みて気付きましたが発作的な酒のジャケ(ラベル)買いは多々あり。こちらは「金返せ」率極めて低し。(w)

無題

ジャケ買いは普通にします。
なので本やCDが増えて仕方ないです。
なんでもデザインに負けることが多いです。機能重視ばかりではつまらないですしね。

無題

もう最近はCDも本もなんにも買ってません
ただ飲む打つ・・・・ばっかり・・
学生のころは、よくレコード屋に行きました
ほんとジャケットは、選ぶ要因のひとつでした!!

  • 2004年12月26日日
  • URL
  • Fのかんりにん会社から
  • 編集

無題

ありがとうございます>>all。

>>figaro様
もともと江國さんは何冊か読んでましたが、この一冊はカバー込みでお気に入り。
>>tenko様
あ、お酒のラベル買い。・・・確かにやるなぁ。買う、というか、バーでラベルに魅かれて頼んだり、ですが。
>>miyabilog様
その「金返せ〜〜!」すら起こらないひどいものもありますがorz。自分の直観を信じるとごく稀にとんでもない目にあうのが・・・。
>>じぃ様
やっぱデザインでしょう。CDだと、聴いたこともないのに紙ジャケに魅かれて買ったりもするし。
>>Fかんりにん様
呑む打つ・・・もう一つは?とツッコんでみる(w)

  • 2004年12月27日月
  • URL
  • say_say_say/
  • 編集
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACKBACK

TRACKBACK-URL